特許

J-GLOBAL ID：200903041749518271

湿式脱硫装置

発明者： 吉 川 潤 ,  小 林 政 徳 ,  今 井 潔 ,  渡 邊 敬 信
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-252533
公開番号（公開出願番号）：特開2002-058959
出願日： 2000年08月23日
公開日（公表日）： 2002年02月26日
要約：

【要約】【課題】 多量のH2Sを含む排気ガスを洗浄して環境に放出すること、もしくは、洗浄後の排気ガスを燃料ガスとして再利用すること、を可能にする湿式脱硫装置であって、そこから排出される二次廃棄物を最小限に抑制した湿式脱硫装置を提供すること。【解決手段】 本発明の湿式脱硫装置20は、H2Sを含む排気ガスとH2Sの硫黄分を吸収するための吸収剤とが導入される吸収塔2を備えている。吸収塔2には、吸収剤によって硫黄分が吸収された後の排気ガスを導出する処理後ガス用配管23と、硫黄分を吸収した吸収剤を導出する硫黄分用配管25と、が接続されている。硫黄分用配管25には、硫黄分を吸収した吸収剤から、硫黄分と吸収剤とを分離回収する回収装置4が接続されている。回収装置4にて回収された吸収剤は、循環用配管27を介して吸収塔2に循環される。回収装置4にて回収された硫黄分は、脱水装置9にて脱水される。

請求項（抜粋）：

H2Sを含む排気ガスとH2Sの硫黄分を吸収するための吸収剤とが導入される吸収塔と、吸収塔に接続され、吸収剤によって硫黄分が吸収された後の排気ガスを導出する処理後ガス用配管と、吸収塔に接続され、硫黄分を吸収した吸収剤を導出する硫黄分用配管と、硫黄分用配管に接続され、硫黄分を吸収した吸収剤から、硫黄分と吸収剤とを分離回収する回収装置と、回収装置にて回収された吸収剤を吸収塔に循環させる循環用配管と、回収装置にて回収された硫黄分を脱水する脱水装置と、を備えたことを特徴とする湿式脱硫装置。

IPC (5件)：

B01D 53/52 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/77 ZAB ,  F23J 15/04

FI (3件)：

B01D 53/34 127 C ,  B01D 53/34 ZAB E ,  F23J 15/00 D

Fターム (20件)：

3K070DA01 ,  3K070DA03 ,  3K070DA23 ,  3K070DA37 ,  3K070DA42 ,  3K070DA46 ,  4D002AA03 ,  4D002BA02 ,  4D002BA05 ,  4D002BA16 ,  4D002CA01 ,  4D002CA06 ,  4D002CA07 ,  4D002DA22 ,  4D002EA04 ,  4D002EA11 ,  4D002FA07 ,  4D002GA02 ,  4D002GB09 ,  4D002GB20