特許
J-GLOBAL ID:200903041749724742

収差制御したコンタクトレンズの設計及び製造方法ならびにそれによって製造されたコンタクトレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-581493
公開番号(公開出願番号):特表2003-512633
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】眼の網膜(35)において焦点を合わせた光に対して処方された補正倍率を有するソフトコンタクトレンズ(20)を構成するための方法を記載する。上記方法は、着用者の眼に存在するとき、実質的に楕円形の前方表面を提供するために設計されそして製造されるソフトコンタクトレンズ(20)を提供する。上記方法では、角膜、水晶体および網膜を含む眼のモデル(10)が構成される。分析を、予備的にソフトコンタクトレンズ(20)および眼のモデルを用いて、コンタクトレンズ/眼系を通過する光線を追跡して行う。角膜(30)の前方表面に適用された場合のコンタクトレンズの前方表面(36)の形状因子は、光線の通路の軌跡が光線の網膜の点の大きさを最小にすることによって最も鮮明に焦点を合わせるのに最適化されたコンタクトレンズ/眼系を達成するように変化する。
請求項(抜粋):
眼の網膜上に光の焦点を合わせるための、処方された矯正倍率を有するソフトコンタクトレンズを製造するための方法であって、上記方法は、以下の工程; 角膜、水晶体および網膜を含む眼のモデルを製造する工程、 約0.14<e<0.63の範囲の離心率を有する円錐部分となるように角膜の前方表面に対する形状を選択する工程、 角膜の前方表面に適用した場合、コンタクトレンズの前方表面が0<E<1または-1<E<0の範囲の形状因子を有する円錐部分を規定するように処方されたプラスまたはマイナスの矯正倍率を提供するための、中央の厚さ、半径、コンタクトレンズの後方表面およびコンタクトレンズ前方表面を有する予備的ソフトコンタクトレンズを選択する工程、 予備的ソフトコンタクトレンズおよび眼のモデルを用いて、コンタクトレンズ/眼系を通過する光線の通路を追跡して分析を行う工程、 コンタクトレンズ/眼系を達成するために角膜の前方表面に適用した場合のコンタクトレンズの前方表面の形状因子を変化させる工程であって、ここで光線の通路の軌跡は、光線の網膜の点の大きさを最小にすることによって、最も鮮明に焦点を合わせるために最適化され、0<E<1または-1<E<0の範囲内で形状因子を変化させ、それによって角膜の前方表面に適用された場合にソフトコンタクトレンズについての最適化されたコンタクトレンズの前方表面を規定する工程、 角膜の前方表面と、コンタクトレンズの中央からのコンタクトレンズの半径の種々の値で、最適化されたコンタクトレンズの前方表面との間の距離における相違を用いて、最適なコンタクトレンズについての厚さのプロフィールを算出する工程、および 上記ソフトコンタクトレンズに対する第1表面を選択し、第1表面および上記厚さのプロフィールを用いてソフトコンタクトレンズについての第2表面を算出することによって、ソフトコンタクトレンズを製造するための形状を決定する工程、を含む方法。
IPC (2件):
G02C 7/04 ,  G06F 17/50 680
FI (2件):
G02C 7/04 ,  G06F 17/50 680 A
Fターム (5件):
2H006BC01 ,  2H006BC03 ,  2H006BC07 ,  2H006BD03 ,  5B046AA00

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