特許
J-GLOBAL ID:200903041754725064

冊子のナイフ折り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木幡 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-206441
公開番号(公開出願番号):特開平5-024738
出願日: 1991年07月23日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 上面から針金綴じされた冊子を反転させずに、下方から折り動作を行ない、折曲位置の正確性を保持し得る簡明な装置を提供すること。【構成】 冊子sがテーブル1に装入されると、ストッパ片24で位置決めし、同時に一対のガイド棒3、3が冊子sの直上まで下降し、続いてナイフ5が上昇して前記冊子sの所定の位置を突き上げ、該冊子sに該位置で折れ目を付しつつガイド棒3、3間に突き込み、その時点から該ガイド棒3、3もまた上昇して折りローラ2、2直下で停止し、他方前記ナイフ5は冊子sを折りローラ2、2間に突き込む一方初期位置まで降下し、前記ストッパ片24も初期状態に復帰するように構成した。
請求項(抜粋):
昇降する冊子折り用のナイフであって、折りブレード部が上端に構成されているナイフと、上記ナイフの昇降途中に位置する冊子載置用テーブルであって、上記ナイフの通過位置に通過用隙間を有する冊子載置用テーブルと、上記テーブルの上方に位置する一対の折りローラであって、各々が上記ナイフの通過位置である通過用隙間の延長位置の両側に位置する一対の折りローラと、上記一対の折りローラと前記テーブルとの間に位置する一対のガイド棒であって、各々が前記ナイフの通過位置である通過用隙間の延長位置の両側を昇降する一対のガイド棒と、前記テーブルに載置される冊子の四辺を位置決めする位置決め部材を有する位置決め手段であって、冊子のテーブルへの装入時にはそれを許容すべくその位置の位置決め部材が退避することとなる位置決め手段と、前記冊子が前記テーブルに装入されると同時に、退避していた当該位置の位置決め手段の位置決め部材が上記冊子を位置決めすべく定位置に復帰し、前記一対のガイド棒が上方の退避位置から所定のガイド位置に下降し、前記ナイフが上昇を開始し、上記ナイフが前記通過用隙間を通過して前記冊子の所定の位置を突き上げ、該冊子を当該位置で折れ目を付けつつ上記一対のガイド棒の間に突き込んだ時点から徐々に該ガイド棒も上昇し、最終的に上方の退避位置で停止する一方、前記ナイフは、折れ目を付けた冊子を、これを確定的に折曲しつつ常時上方に引上げるべく回転している前記折りローラの間に装入させた後、初期位置である最下降位置まで下降し、他方前記位置決め手段の位置決め部材も所定の退避位置に退避するように駆動する駆動機構とで構成した冊子のナイフ折り装置。

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