特許
J-GLOBAL ID:200903041758658698

ビスフェノール類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 英一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-126775
公開番号(公開出願番号):特開平5-294875
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】反応器に充填され、反応に使用された酸性陽イオン交換樹脂を、充填層全体にわたって均一な修飾率となるように含窒素硫黄化合物で修飾し、ビスフェノ-ル類の収率、反応速度、選択率等を向上させる。【構成】アセトン等のカルボニル化合物とフェノ-ル類を含む原料を、酸性陽イオン交換樹脂が充填された反応器に装入し、反応させてビスフェノ-ルA等のビスフェノ-ル類を製造する方法において、一旦反応を中断し、フェノ-ル類及び/又はカルボニル化合物と比誘電率が1.8〜5.0の有機化合物との混合溶媒に含窒素硫黄化合物を溶解させた溶液を該反応器に装入して酸性陽イオン交換樹脂を該含窒素硫黄化合物で修飾し、その後反応を再開するビスフェノ-ル類の製造方法。【効果】酸性陽イオン交換樹脂の性能を容易に改良することができ、ビスフェノ-ル類の収率、選択率等を向上させることができる。また、原料中に添加するメルカプタン類を減少又は無くすことができる。
請求項(抜粋):
カルボニル化合物とフェノ-ル類を含む原料を、酸性陽イオン交換樹脂が充填された反応器に装入し、反応させてビスフェノ-ル類を製造する方法において、一旦反応を中断し、フェノ-ル類及び/又はカルボニル化合物と比誘電率が1.8〜5.0の有機化合物との混合溶媒に含窒素硫黄化合物を溶解させた溶液を該反応器に装入して酸性陽イオン交換樹脂を該含窒素硫黄化合物で修飾し、その後反応を再開することを特徴とするビスフェノ-ル類の製造方法。
IPC (5件):
C07C 39/16 ,  B01J 31/10 ,  C07C 37/20 ,  C07C 37/88 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-032240
  • 特開昭57-035533
  • 特開昭64-070151
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