特許
J-GLOBAL ID:200903041759241324

橋梁の伸縮継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069995
公開番号(公開出願番号):特開平6-280214
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 継手部が損傷し難く、点検が容易であり、かつ補修時の路面の切削および再舗装作業の省略が可能な橋梁の伸縮継手を提供する。【構成】 橋桁2の端部下面に支承3近傍から桁端に向けて勾配を設け、これにより橋桁2の端部相互間に鉛直断面が略三角形もしくは略台形の空隙5を形成する。空隙5の下部及び側面を橋桁2どうし桁端下面に渡した底板6および底板6の両端に固定した側板10で閉塞し、底板6上に変形可能な充填材7を詰め、橋桁2および充填材7の上面に橋面舗装4を施す。橋桁2の桁端側面には下面の勾配に一致させて溝状のガイド8を設ける。橋桁2の伸縮により側板10の内面側に取り付けたローラー9がこのガイド溝8内を摺動し、底板6が上下し、充填材7が体積を保ちつつ変形する。
請求項(抜粋):
単純桁が連設される多径間橋梁において、橋桁の端部下面に支承部から桁端に向けて勾配を設けることにより、隣り合う橋桁の桁端相互間に少なくとも下部の鉛直断面が略三角形または略台形の空隙を形成し、桁端間の下部に渡される底板と、該底板の橋軸直角方向両端に設けた側板とで前記空隙を閉塞するとともに、前記桁端の側面と前記側板の一方に前記勾配に合わせたガイドを形成し、他方に前記ガイドに沿って移動する摺動体を設けることにより、前記底板の橋軸方向両端を桁端下面に沿って移動可能とし、前記底板上に変形可能な充填材を詰め、橋桁および前記充填材の上面に橋面舗装を施したことを特徴とする橋梁の伸縮継手。
IPC (2件):
E01C 11/02 ,  E01D 19/06

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