特許
J-GLOBAL ID:200903041763309901

ガス化複合発電設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249951
公開番号(公開出願番号):特開平10-088154
出願日: 1996年09月20日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 固体や液体の炭素含有燃料のガス化ガスを管群で構成したガス冷却設備で冷却し精製ガスを燃料としてガスタービン発電するガス化複合発電設備において、ガス化ガスの冷却器管表面へのNH4 Cl付着を防止し伝熱劣化や流路閉塞を防止して安定運転を可能にする。【解決手段】 本設備はガス化設備3、ガス化生成ガスを冷却して蒸気を発生する第1ガス冷却設備5、脱塵設備7、生成ガスを湿式脱硫設備10に適する温度まで冷却する第2ガス冷却設備8、脱硫後の精製ガスを燃料とするガスタービン発電設備12,13、ガスタービンの排熱回収ボイラ14、その蒸気による蒸気タービン発電設備17,18を有する。5,8の管表面はガス化生成ガス中のNH3 とHClがNH4 Cl固体として析出する温度以上になるよう作動される。
請求項(抜粋):
空気または酸素含有ガスや蒸気をガス化剤として、固体または液体の炭素含有燃料をガス化するガス化設備、ガス化した生成ガスを冷却し蒸気を発生する管群で構成された第1のガス冷却設備、冷却されたガスからばいじん等の物質を取り除く脱塵設備、ガスをさらに、後流に設置された湿式脱硫設備に適する温度まで冷却する、管群で構成された第2のガス冷却設備、冷却後のガスから硫黄分を取り除く湿式脱硫設備、その脱硫後の精製ガスを燃料として発電をおこなうガスタービン発電設備、ガスタービンの排気ガスを熱源として蒸気を発生する排熱回収ボイラ、上記ガス冷却設備および排熱回収ボイラから発生する蒸気により発電をおこなう蒸気タービン発電設備を有するガス化複合発電プラントにおいて、前記第1のガス冷却設備、前記第2のガス冷却設備の管の表面温度が、ガス化生成ガスに含まれるアンモニア(NH3 )と塩酸(HCl)が、塩化アンモニウム(NH4 Cl)として固体状に析出する温度以上で作動するように構成したことを特徴とするガス化複合発電設備。
IPC (3件):
C10J 3/46 ,  B01D 53/14 ,  C10J 3/72
FI (7件):
C10J 3/46 L ,  C10J 3/46 D ,  C10J 3/46 J ,  B01D 53/14 C ,  C10J 3/72 H ,  C10J 3/72 F ,  C10J 3/72 B

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