特許

J-GLOBAL ID：200903041763832230

調光素子および調光装置

発明者： 鈴木 貞一 ,  佐川 清水 ,  山本 滋 ,  曳地 丈人 ,  二宮 正伸 ,  馬場 和夫
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 正美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-225032
公開番号（公開出願番号）：特開平11-064896
出願日： 1997年08月21日
公開日（公表日）： 1999年03月05日
要約：

【要約】【課題】 電圧などの外部刺激によって一画素での表示色が変化する反射型カラー表示装置を実現できる調光素子を提供する。【解決手段】 第1誘電体層31と第2誘電体層32とを交互に多層に渡って積層する。第1誘電体層31は、ポーラスな膜で、電圧などの外部刺激によって弾性変形する、低屈折率のものとする。第2誘電体層32は、弾性変形しない、高屈折率のものとする。電極12,22間に電圧を印加すると、電極12,22が互いに引き合って、第1誘電体層31が弾性変形し、多層膜30全体の膜厚が小さくなって、干渉反射の波長が短波長側にシフトする。

請求項（抜粋）：

外部刺激によって弾性変形する第1誘電体層と、これに対して屈折率の異なる第2誘電体層とが交互に積層され、前記第1誘電体層と前記第2誘電体層との屈折率差による光干渉によって反射を生じることを特徴とする調光素子。