特許
J-GLOBAL ID:200903041783881881

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-110455
公開番号(公開出願番号):特開2004-314758
出願日: 2003年04月15日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【課題】氷上性能とタイヤ品質とを両立可能な空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】第2傾斜部20Dの深さ方向中心部を踏面18A側からサイプ20の深さHの略50%の位置とし、第1傾斜部20Bの深さ方向中心部を踏面18A側からサイプ20の深さHの15〜25%の範囲内に位置させることにより、トラクション時、及びブレーキ時のブロック18の変形抑制効果を最大限に発揮することができ、深さ方向にジグザグ形状とした従来のサイプと同等以上のブロック変形抑制効果が得られる。これにより、氷上での高いブレーキ性能及びトラクション性能、また、高い耐偏摩耗性能が得られる。また、このサイプ20は、ブロック変形抑制効果が十分得られる上に、深さ方向の折れ曲がり回数が比較的少ないため、加硫時にブレード間のゴムの回りが良く、また、釜抜け時の引き抜き抵抗が少ないためブロックの欠けを防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
トレッドのブロックに複数のサイプを形成した空気入りタイヤであって、 前記ブロックを前記サイプの長手方向に直角な断面で見たときに、前記サイプは、前記ブロックの踏面側に形成され踏面に立てた法線に沿って延びる第1直線部、前記第1直線部のタイヤ半径方向内側に連結され前記法線に対して傾斜して延びる第1傾斜部、前記第1傾斜部のタイヤ半径方向内側に連結され前記法線に沿って延びる第2直線部、前記第2直線部のタイヤ半径方向内側に連結され前記法線に対して前記第1傾斜部とは反対方向に傾斜して延びる第2傾斜部、及び前記第2傾斜部のタイヤ径方向内側に連結され前記法線に沿って延びる第3直線部を備え、 前記第2傾斜部の深さ方向中心部が、踏面側から前記サイプの深さの略50%の位置にあり、 前記第1傾斜部の深さ方向中心部が、踏面側から前記サイプの深さの20〜30%の範囲内に位置している、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (1件):
B60C11/12
FI (2件):
B60C11/12 A ,  B60C11/12 C

前のページに戻る