特許
J-GLOBAL ID:200903041787587805

角速度検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184956
公開番号(公開出願番号):特開2000-018951
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 角速度検出特性の調整が容易,角速度検出特性の設定自由度が高い,広い周波数範囲内で振動子の共振周波数を選択設定しうる,感度および応答性が高い角速度検出装置を提供する。【解決手段】 振動子を、その固有振動数f1より低い周波数から、次第に駆動周波数を高くして、駆動の方向xと検出の方向yに、非線形領域で振動させる。振動子が非線形領域の共振周波数範囲B〜Aaの振動に入ってから、駆動振幅の安定と省エネルギのために、駆動電圧を下げて定常振動とし、感度と応答性が良好かつ安定な、共振周波数範囲B〜Aa内の駆動周波数fdを設定する。角速度計測時は、角速度によるy振動が非線形領域の振動として生ずるように、振動子をx振動と同相で、非線形領域にて常時y振動駆動しておく。
請求項(抜粋):
基板にばね部材を介して浮動支持された振動体をx方向に励振し、振動体に角速度が加わったときに現われるx方向と異なる方向の振動体の変位を検出する角速度検出方法において、振動体を、その固有振動数f1より低い周波数から、次第に駆動周波数を高くして、前記x方向に、非線形領域で振動させ、振動子が非線形領域の共振周波数範囲の振動に入ってから、定常振動とし、感度と応答性の最適位置で、非線形領域の共振周波数範囲内の駆動周波数fdを設定する、ことを特徴とする角速度検出方法。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
Fターム (6件):
2F105AA01 ,  2F105BB02 ,  2F105BB15 ,  2F105CC04 ,  2F105CD03 ,  2F105CD05

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