特許
J-GLOBAL ID:200903041788330867

熱分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187381
公開番号(公開出願番号):特開平5-034249
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】キャピラリ多重管の先端部を反応管の内部の試料ガス発生部の近辺に位置させ、外管から雰囲気ガスを吸引し、突出している内管から試料の発生ガスを吸引して外部に取り出すことにより、熱分析によって発生する微量なガスを正確に分取する。【構成】反応管2内の試料皿3付近の発生ガスは、キャピラリ二重管6の外管8からの吸引により生じた気流に乗ってキャピラリ二重管先端部に達する。そこでキャピラリ内管7の口より雰囲気ガスとともに吸い込まれる。内管7に入った発生ガスは反応管圧力と質量分析計10の圧の差圧で生じた雰囲気ガスのキャリアで質量分析計10へと導かれ、質量分析にかけられる。
請求項(抜粋):
熱分析装置に設置する反応管の内部に、前記反応管の外部と連通するキャピラリ多重管を設け、前記キャピラリ多重管の先端部は前記反応管の内部の試料ガス発生部の近辺に位置しているとともに、前記キャピラリ多重管を構成する少なくとも一つの管は反応管内の雰囲気ガスを主として吸引し、別の管からは試料の発生ガスを吸引して外部に取り出す手段を備えた熱分析装置。

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