特許
J-GLOBAL ID:200903041791113974

2つの組織を接近させ接合する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290558
公開番号(公開出願番号):特開平5-337122
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】2つの組織を接近させ接合する操作を容易に行うことが出来る外科用内視鏡装置を提供することである。【構成】環状外側ステープル駆動機構80,82とその内側の環状切断刃83とを有したヘッドアッセンブリ50と、これに対応し環状アンビルステープル表面56,58とこの内側の環状切断ブロック表面60とを有した環状アンビル部材52と、を備え、ヘッドアッセンブリは内視鏡の可とうチューブ14の末端でチューブの基端の操作部により自在に舵取りされる。アンビル部材とヘッドアッセンブリとは可とうチューブ中を操作部まで延出したケ-ブル110により接離自在に操作され、接近位置で2組織の端をステープル接合しまたその内側の余分な端を切断刃で切断する。ヘッドアッセンブリの中心に可とうチューブ末端のレンズが位置し、アンビル部材の中心にはレンズの視野の為の窓が形成されている。
請求項(抜粋):
輪状金敷留め面、及び、この留め面の内側に輪状切断ブロック面を有する金敷部材と、前記金敷留め面に対応して整列した複数のステープル及び前記切断ブロック面に対応した切断刀身を駆動させるステープルドライバを有する頭部アセンブリと、 前記金敷部材を前記頭部アセンブリに接続させる手段と、前記頭部アセンブリに接続された末端及びハンドピース端を有する柔軟性チューブと、前記金敷部材及び頭部アセンブリの1つにおいて、前記ハンドピース端から前記頭部アセンブリを越えた空間領域を観察するスコープ手段と、前記金敷部材及び前記頭部アセンブリを相対方向に引っ張る手段と、前記ハンドピース端に設けられ且つ前記金敷部材及び前記頭部アセンブリに接続されており、前記頭部アセンブリから前記金敷部材方向に前記ステープルを駆動させ且つ前記切断刀身を前記切断ブロック方向に駆動させることで、輪状に整列したステープルによって2つの管状組織を接合させ、そして、余分な管状組織を前記切断刀身で切り取るステープラ動作手段と、を備える管状手術組織用の腸内視鏡ステープラ。

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