特許
J-GLOBAL ID:200903041792211635

蒸発源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石島 茂男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-349646
公開番号(公開出願番号):特開2003-147510
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】有機薄膜の成膜において膜厚が均一になる技術に関する。【解決手段】本発明の蒸発源3aは、放出板36を構成する第1、第2の支持部33a1、33a2の幅Δaは、蓋部31aの幅Δbより小さくされており、電気抵抗が蓋部31aの電気抵抗に比して大きくなっている。このため、電流が流れて発熱すると、第1、第2の支持部33a1、33a2の単位長さあたりの発熱量は、蓋部31aの単位長さあたりの発熱量に比して大きくなり、第1、第2の電流導入端子75a1、75a2を冷却しても、第1、第2の支持部33a1、33a2が蓋部31とほぼ同じ温度にすることができる。従って、第1、第2の支持部33a1、33a2や、その近傍の蓋部31aの両端部に蒸発材料の蒸気が付着しても、その部分の温度は低くならないので付着した蒸発材料は再蒸発し、蓋部31aの両端部に析出することはない。
請求項(抜粋):
細長の開口が形成された容器と、前記容器内に配置された蒸発材料と、前記開口上に配置され、該開口を覆う蓋部と、前記蓋部に設けられ、前記容器の内部と外部とを接続する貫通孔と、前記蓋部と前記蒸発材料との間に配置された遮蔽板と、前記遮蔽板を前記蓋部に取り付ける取付部材と、前記容器の外部に配置され、電圧が印加される第1、第2の電流導入端子と、前記第1、第2の電流導入端子と前記蓋部の両端とをそれぞれ接続する第1、第2の支持部とを有し、電流の流れる方向に対する単位長さあたりの発熱量は、前記第1、第2の支持部の方が、前記蓋部に比して大きいことを特徴とする蒸発源。
IPC (3件):
C23C 14/24 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14
FI (4件):
C23C 14/24 A ,  C23C 14/24 B ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A
Fターム (14件):
3K007AB18 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01 ,  4K029AA24 ,  4K029BA62 ,  4K029BC07 ,  4K029BD00 ,  4K029CA01 ,  4K029DA10 ,  4K029DB06 ,  4K029DB12 ,  4K029DB14 ,  4K029DB18 ,  4K029DB23
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 熱物理蒸着源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-058355   出願人:イーストマンコダックカンパニー
  • 蒸着用フィラメント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-299835   出願人:三菱樹脂株式会社
  • 特開昭55-091974
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