特許
J-GLOBAL ID:200903041794652213

パワーユニット支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238111
公開番号(公開出願番号):特開平6-081887
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 車両振動とは逆位相で同振幅の振動を車両に与えて車両振動を低減するパワーユニット支持装置に対し、この支持装置にその他の機能をも備えさせるようにする。【構成】 エンジンを車体フレーム上に支持するエンジンマウント3内に、永久磁石3nと電磁コイル3oとを互いに対向して配設し、加振板3kを電磁コイル3oに一体的に固着する。エンジンマウント3に車両の振動が作用したとき、前記加振板3kと一体的に電磁コイル3oが永久磁石3nに対して相対移動し、この際、電磁コイル3oに発生する誘導電流の電圧を検出することによって、電磁コイル3oの断線や接触不良を検出したり、車体振動の大きさを認識して振動低減動作の切換えを行う。
請求項(抜粋):
車両の振動源と車体フレームとの間に配設され、互いに対向して配設された永久磁石及び電磁コイルと、この電磁コイルに電流を通電することによって発生する電磁力によって往復動する加振板とを備えており、この加振板の往復動によって加振力を発生させて前記振動源から車体フレームへの振動の伝達を抑制するようにしたパワーユニット支持装置において、前記加振板は、前記永久磁石若しくは電磁コイルのうち一方の部材に固着されており、この一方の部材は、車両の振動が作用したとき、前記加振板と一体的に、他方の部材に対して相対移動するように構成されている一方、この永久磁石と電磁コイルとの相対移動によって前記電磁コイルに発生する誘導電流の電圧を検出し、この電圧に基いて制御信号を発する電圧検出手段が備えられていることを特徴とするパワーユニット支持装置。

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