特許
J-GLOBAL ID:200903041799200655

離散的コサイン変換を利用して画像をスケーリング(拡大縮小)しフィルタリングするためのコーディング方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515689
公開番号(公開出願番号):特表平9-506193
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】画像処理方法および装置は、離散的コサイン変換を使用することにより空間領域における画像を周波数領域で表示でき、周波数領域においてスケーリングおよびフィルタリング効果を達成するよう、空間領域における画像に適宜操作でき、次に、周波数領域における画像を空間領域に再変換し、または記憶し、ディスプレイし、再生し、その後、再使用のため遠隔地へ送信することができる。本発明が利用するスケーリング(拡大縮小)技術は補間法による画像拡大または間引きによる画像縮小のため利用できる。間引きの場合、間引きプロセスにおけるアーティファクトを防止するため、まず周波数領域においてフィルタリング操作を実行することが好ましい。このフィルタリング操作はDCT変換の性質の結果として、空間領域における線形たたみ込みに数学的に等価的である。補間方法および間引き方法のいずれにおいても、通常のサンプリングインデックス増分量以外の倍率を検討することにより得られる値で、一連のコサイン項の独立変数を評価するハイブリッド逆離散的コサイン変換を活用する。この結果、近似技術によって空間領域における元の画像データから成る画像ポイント以外の画像ポイントを発生できる。この近似技術は、元の画像データのサンプリングインデックスに対応するサンプリングインデックスのレンジにわたって連続的であると考えることができる一連の項によって画像ポイントを周波数空間に表示することを行う。
請求項(抜粋):
0≦u≦(N-1)(ここでuおよびNは整数である)に対し、N個の離散的偶数コサイン変換(DECT)係数の少なくとも1つの離散的偶数コサイン変換(DECT)マトリックスによって表示される画像をスケーリングする方法であって、 N’:N(ここでN’は整数である)のスケーリング比を選択する工程と、 前記各DECTマトリックスに対しN’個の要素を有するハイブリッド逆DECT基底マトリックスを発生する工程と、 前記逆DECT基底マトリックスに従い、前記各DECTマトリックスの逆DECTを実行することにより、空間領域におけるN’個の再構成された画像データポイントの再構成されたマトリックスを前記各DECTマトリックスに対し発生する工程とを含む、画像をスケーリングする方法。
IPC (3件):
G06T 3/40 ,  G06T 5/20 ,  H04N 5/262
FI (3件):
G06F 15/66 355 C ,  H04N 5/262 ,  G06F 15/68 400 A

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