特許
J-GLOBAL ID:200903041800838944

高炉炉底温度計の交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217927
公開番号(公開出願番号):特開平10-048059
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 高炉炉底の狭溢な空間での既設温度計の交換に際して、簡易に交換できることを可能にした高炉炉底温度計の交換方法。【解決手段】 炉底温度計のシースを湾曲させて装入→湾曲部位を元に戻す→再度湾曲させて装入の要領を繰り返して、徐々にシースをガイドパイプに装入することで、高炉炉底の狭溢な空間での交換を可能とする。
請求項(抜粋):
高炉炉底に設けた温度計装入孔に装入したガイドパイプ内を通して温度計のシースを該装入孔内に装入して該高炉炉底の温度を測定する温度計を交換するに際して、下記(1)〜(6)の手順により行うことを特徴とする高炉炉底温度計の交換方法。(1)既設温度計Aを装入孔Mのガイドパイプ10から引き抜く。(2)装入孔M内に研磨治具を装入して先端の付着物を除去する。(3)ガイドパイプ10の先端を装入孔M先端から50mm以上高炉鉄皮21側に離れた位置とすると共にガイドパイプ10の後端と高炉鉄皮21の間隔を100mm以上確保した状態で高炉鉄皮21に該ガイドパイプ10を仮溶接する。(4)シース1を湾曲させて装入した後、湾曲部位を元に戻し、次に再度湾曲させて装入することを繰り返して、徐々にシース1をガイドパイプ10内に装入する。(5)シース1の先端が装入孔Mの先端のレンガ23に接触した際、フランジ2と12の間隔が数mm離れている場合には、その状態でフランジ2と12をボルト、ナットにより連結する。しかし、シース1の先端が装入孔Mの先端のレンガ23に接触しない状態で温度計Aのフランジ12がガイドパイプ10後端のフランジ2に接触した場合には、ガイドパイプ10と高炉鉄皮21の仮溶接を外し、フランジ2を炉内側方向に押してガイドパイプ10を装入孔M内に少し押込んだ後、シース1を押込み前記同様に該シース1の先端が装入孔Mの先端のレンガ23に接触した際、フランジ2と12の間隔が数mm程度の場合には、この状態でガイドパイプ10と高炉鉄皮21を再び仮溶接した後、フランジ12とフランジ2をボルト、ナットにより連結する。また、前記シース1の先端が装入孔Mの先端のレンガ23に接触した際、フランジ12と2の間隔が数mm以上離れている場合には、ガイドパイプ10と高炉鉄皮21の仮溶接を外し、該フランジ12と2の間隔が数mm程度となるまでガイドパイプ10を炉外側方向に引出した状態で、ガイドパイプ10と高炉鉄皮21を再び仮溶接し、その後、フランジ12と2を接触させてボルト、ナットにより連結する。(6)ガイドパイプ10の全周囲を高炉鉄皮21に本溶接Sする。
IPC (2件):
G01K 1/14 ,  C21B 7/24
FI (2件):
G01K 1/14 L ,  C21B 7/24
引用特許:
審査官引用 (1件)

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