特許
J-GLOBAL ID:200903041804585978

強誘電性液晶表示装置及び強誘電性液晶表示素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209183
公開番号(公開出願番号):特開平7-064055
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 DHF液晶を用いたアクティブマトリクスタイプの強誘電性液晶表示素子に、明確な階調表示を行なわせ、しかも、書き込み時間を短くする。【構成】 各行の画素の選択期間を前期選択期間と後期選択期間に分割する。前期選択期間には、DHF液晶の螺旋構造を解くために十分な電圧-VRと、この電圧と逆極性で絶対値が等しい電圧VRを所定の順番で液晶に印加し、表示素子をブランキング状態に設定する。後期選択期間には、補償電圧-VDと書き込み電圧VDを液晶に順番に印加し、画素の階調を表示階調に設定する。書き込み電圧VDは、表示階調に応じて変化し、補償パルスは書き込み電圧VDと逆極性で絶対値が等しい電圧である。前期選択期間は複数行の画素に同一のタイミングで設定され、後期選択期間は、行毎に異なったタイミングで設定される。
請求項(抜粋):
画素電極と画素電極に接続された薄膜トランジスタがマトリクス状に複数配列された一方の基板と、前記画素電極に対向する対向電極が形成された他方の基板と、これらの基板の間に配置され、層構造と前記基板の間隔より小さい螺旋ピッチの螺旋構造をもち、前記画素電極と対向電極間に印加された電圧に応じて液晶分子が一方の方向にほぼ配列した第1の配向状態と、液晶分子が他方の方向にぼぼ配列した第2の配向状態と、前記螺旋構造の歪みにより液晶分子の平均的な配列方向が前記一方の方向と他方の方向の間となる中間の配向状態にそれぞれ配向する非メモリー性強誘電性液晶、を備えた強誘電性液晶表示素子の駆動方法において、前記画素電極と対向電極とそれらに挟まれた前記強誘電性液晶から構成される各画素の選択期間は、前期選択期間と後期選択期間を含み、前記前期選択期間を前記マトリクスの複数の行で同一タイミングとし、前記液晶を前記第1の配向状態と第2の配向状態の少なくとも一方の状態に設定する初期化電圧を前記画素電極と前記対向電極間に印加し、前記後期選択期間には、前記マトリクスの行毎に異なったタイミングとし、表示階調に応じて変化する書き込み電圧を前記画素電極と前記対向電極間に印加する、ことを特徴とする強誘電性液晶表示素子の駆動方法。
IPC (4件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 550 ,  G02F 1/133 575 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 投写型表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-000246   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平1-152430
  • 特開平1-296221
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