特許

J-GLOBAL ID：200903041820447143

摩耗試験方法及び装置

発明者： 山村 恭
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 高矢 諭 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-239286
公開番号（公開出願番号）：特開平7-092069
出願日： 1993年09月27日
公開日（公表日）： 1995年04月07日
要約：

【要約】【目的】 ロール状試験片を試験装置から取り外さずに、その摩耗量の測定を可能とし、腐食環境下での摩耗試験でも、簡便な摩耗評価を可能とする。【構成】 ロール状試験片10に、摩耗ロール12をウォームジャッキ28で押圧接触させながら、電動機14により試験片10及び摩耗ロール12を、それぞれ異なる周速で回転させ、試験片10と摩耗ロール12の接触面に腐食液を噴射しながら試験片10の摩耗試験を行い、試験後にジャッキ28による摩耗ロール12の押圧を解除し、試験片10を単独回転可能な状態とし、一定のトルクで該試験片10を回転させた際に所定の回転数変化に至るまでの時間 tb を計測し、次式により試験後の試験片10の円筒外径D1bを算出する。 ta 、D1aは、試験前の所要時間、外径、D2 は円筒内径。ta / tb =(D1a2 -D2 2 )×(D1a+D2 )2÷{(D1b2 -D2 2 )×(D1b+D2 )2 }

請求項（抜粋）：

ロール状試験片の外周面と摩耗ロールの外周面とを押圧接触させながら、これら両者を回転させてロール状試験片の摩耗試験を行う摩耗試験方法において、ロール状試験片の摩耗量を、摩耗ロールの接触を解除したロール状試験片を回転させた際の回転特性の変化から求めることを特徴とする摩耗試験方法。