特許
J-GLOBAL ID:200903041825314753

耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280711
公開番号(公開出願番号):特開平10-130820
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる基体の表面に、第1硬質被覆層として、金属Ti層、窒化チタン層、および炭窒化チタン層のうちの1種または2種以上を0.01〜2μmの平均層厚で蒸着し、その上に第2硬質被覆層として、組成式:(Tia Alb Mgc )N、および組成式:(Tia Alb Mgc )Cd N1d (ただし、原子比で、a:0.2〜0.6、b:0.1〜0.79、c:0.01〜0.3、a+b+c=1、d:0.01〜0.5)で表されるTiとAlとMgの複合窒化物層および複合炭窒化物層のうちのいずれか、あるいは両方を2〜20μmの平均層厚で蒸着し、さらにその上に、必要に応じて第3硬質被覆層として、窒化チタン層を0.1〜1μmの平均層厚で蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン基サーメット基体の表面に、第1硬質被覆層として、金属Ti層、窒化チタン層、および炭窒化チタン層のうちの1種または2種以上を0.01〜2μmの平均層厚で蒸着し、その上に第2硬質被覆層として、組成式:(Tia Alb Mgc )N、および組成式:(Tia Alb Mgc )Cd N1d 、(ただし、原子比で、a:0.2〜0.6、b:0.1〜0.79、c:0.01〜0.3、a+b+c=1、d:0.01〜0.5)、で表されるTiとAlとMgの複合窒化物層および複合炭窒化物層のうちのいずれか、あるいは両方を2〜20μmの平均層厚で蒸着してなる、耐チッピング性のすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
C23C 14/06 ,  B23B 27/14 ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/36
FI (4件):
C23C 14/06 A ,  B23B 27/14 A ,  C23C 16/34 ,  C23C 16/36

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