特許
J-GLOBAL ID:200903041825491426
定電圧回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327062
公開番号(公開出願番号):特開平5-143181
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 MOS集積回路上に実現するのに好適な構成の定電圧回路を提供する。【構成】 電圧発生回路1では3つのトランジスタ(M1、M2、M3)のドレイン電流をIi とすると、I00-I3 =I1 +I2 となるように動作し抵抗R1とR3の接続点に基準電圧VREF を発生する。このVREF の温度特性は正にも負にも零にもなり得る。誤差増幅器2は、差動回路((M4、M5)、I01)、能動負荷(M6、M7)、レベルシフト回路(M8、I02)と出力回路(M9、M10、M11、R4〜R6、C1)で構成され、差動対(M4、M5)の一方の入力はVREF 、他方の入力は出力定電圧VOUT を抵抗分圧したものである。差動対(M4、M5)は比(W/L)がM4:M5=1:K1 、能動負荷は比(W/L)がM6:M7=K2 :1の不平衡対であるので、差動対では入力電圧にオフセットがある。このオフセット電圧の温度特性はK1 とK2 を1と等しくするか、1よりも大きくするか否かによって正にも負にも零にもでき、所望温度特性の定電圧VOUT が得られる。
請求項(抜粋):
MOSトランジスタで構成される定電圧回路であって; この定電圧回路は、電圧発生回路とこの電圧発生回路の出力電圧を基準電圧として温度補正動作をし所望特性の定電圧を出力する誤差増幅器とからなり; 前記電圧発生回路は、定電流源と; ソースが直接接地され、ゲートが第1の抵抗を介して前記電流源の出力側に接続され、ドレインが前記第1の抵抗に直接または第2の抵抗を介して接続される第1のトランジスタと; ソースが直接または抵抗を介して接地され、ゲートが前記第1のトランジスタのドレインに接続され、ドレインが第3の抵抗を介して前記定電流源の出力側に接続される第2のトランジスタと; ソースが直接接地され、ゲートが前記第2のトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記定電流源の出力側に直接接続される、或いは、前記定電流源を制御する負帰還ループに直接接続される第3のトランジスタと; を備え、前記誤差増幅器は、ゲート幅とゲート長の比が1:K1 である2つのトランジスタで構成される差動対の一方の入力が前記定電流源と前記第1及び第3の抵抗との接続点に発生する前記出力電圧であり、他方の入力が分圧電圧である差動回路と; 前記差動回路と電源間に設けられ、ゲート幅とゲート長の比が1:K2 である2つのトランジスタで構成される能動負荷と; 前記差動回路の出力についてレベルシフト操作をするレベルシフト回路と; 前記差動回路の出力を取り出しそれを前記所望特性の定電圧として外部に出力すると共に、その出力定電圧の抵抗分圧によって前記分圧電圧を形成する出力回路と;を備えることを特徴とする定電圧回路。
IPC (2件):
G05F 1/56 310
, H03K 19/00
前のページに戻る