特許
J-GLOBAL ID:200903041826429490

鉄材とアルミニウム材とのろう付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296883
公開番号(公開出願番号):特開平7-148571
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 接合強度に優れた鉄材とアルミニウム材のろう付方法。【構成】 鉄材1とアルミ材2の中間の融点をもつろう材3を接合する界面に配置し、高周波コイル3で鉄材およびろう材をろう材の融点以上に加熱すると共に、アルミ材の接合界面近傍以外の部分をアルミ材の融点以下に保ってろう付をする。発熱は鉄材とろう材とに集中的に起こり、アルミ材の発熱は殆ど起こらない。ろう材が溶融すると、熱伝導でろう材とアルミ材の界面近傍が加熱されアルミ表面の酸化皮膜が除去されて、ろう材とアルミ材がぬれる状態となる。そこで、加熱を中止すればれろう材が冷却・凝固して健全なろう継手が得られる。使用するろう材はAl-Si系以外のアルミ材より融点の高いろう材であるので、ろう接合部にFe2Al5等の脆い金属間化合物の発生がなく、強度に優れた接合部が得られる。
請求項(抜粋):
鉄材とアルミニウムまたはアルミニウム合金材(以下アルミ材という。)とのろう付方法であって、鉄材とアルミ材の中間の融点をもつろう材を接合する界面に配置し、鉄材およびろう材をろう材の融点以上に加熱すると共に、アルミ材の接合界面近傍以外の部分をアルミ材の融点以下に保ってろう付をすることを特徴とする鉄材とアルミニウム材とのろう付方法。
IPC (4件):
B23K 1/19 ,  B23K 1/002 ,  B23K 3/04 ,  B23K103:20

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