特許
J-GLOBAL ID:200903041826521973

制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098920
公開番号(公開出願番号):特開平6-288284
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータの要求値に連続性をもたせることとアクチュエータの駆動で制御可能な物理量の制御性を向上することとの両立を図る。【構成】 第2要求開度TTA2を求めるフィードバック制御処理を再開するに際し(t2,t5)、その再開時点の実要求開度TANGLEを起点としてフィードバック制御処理を行なう。従って、フィードバック制御再開時に、実要求開度TANGLEは滑らかな変化を示す。一方、フィードバック制御の再開に至る前のオープンループ制御の実行時(t1〜t2,t3〜t5)、即ちフィードバック制御の停止時には、フィードバック制御が停止を始めた時点の値に第2要求開度TTA2を保持する。従って、例えアクセルペダル33が急操作されて第1要求開度TTA1が大きくなろうと(時間t4)、TANGLEは前記保持された第2要求開度TTA2が上限となり、それ程大きな値となることはない。
請求項(抜粋):
アクチュエータと、外部からの指示量に基づくオープンループ制御により、前記アクチュエータに関する第1の要求値を算出するオープンループ制御手段と、前記アクチュエータの駆動で制御可能な物理量を目標値に近づけるフィードバック制御により、前記アクチュエータに関する第2の要求値を算出するフィードバック制御手段と、前記第1の要求値および第2の要求値を少なくとも含む複数の要求値の内から最も小さい要求値を選択して、該選択された要求値でもって前記アクチュエータの駆動量を決定するアクチュエータ制御手段とを備えた制御装置であって、前記アクチュエータ制御手段により算出される要求値が前記第2の要求値から他の要求値へ切り換わる時点を検知する切換時点検知手段と、該切り換わる時点が検知されたとき、前記フィードバック制御手段によるフィードバック制御を停止させると共に該時点の第2の要求値を保持する停止手段と、前記アクチュエータ制御手段により選択される要求値が前記第1の要求値であるとき、前記物理量が前記目標値を上回るか否かを判別する物理量判別手段と、該物理量判別手段により前記物理量が前記目標値を上回ったと判別されたとき、該時点の選択されている要求値を起点として前記フィードバック制御手段によるフィードバック制御を再開させる再開手段とを設けた制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 320 ,  F02D 29/02 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-040037
  • 特開平3-092554

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