特許
J-GLOBAL ID:200903041827676776

アロファネート基およびイソシアヌレート基を有するポリイソシアネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-213255
公開番号(公開出願番号):特開平5-222007
出願日: 1992年07月20日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】10:1〜1:5のモノイソシアヌレート対モノアロファネートのモル比にてイソシアヌレート基とアロファネート基とを有しかつ低粘度と極性溶媒及びイソシアネート反応性成分に対し向上した適合性とを有するポリイソシアネート組成物の製造方法を提供する。【構成】(a)(シクロ)脂肪族結合したイソシアネート基を有する有機ジイソシアネートにおけるイソシアネート基の1部を接触三量化させ、(b)前記有機ジイソシアネート1モル当り0.01〜0.5モルの6〜9個の炭素原子を有するモノアルコールを工程(a)の三量化反応の前またはその間に前記有機ジイソシアネートに添加し、(c)三量化反応を所望の三量化程度にて触媒毒の添加および/または触媒の熱失活により停止させる,ポリイソシアネート組成物の製造方法。
請求項(抜粋):
10〜47重量%のNCO含有量と2,500mPa.s未満の粘度(この粘度は1重量%未満の出発有機ジイソシアネートを含有する混合物から決定される)とを有しかつ10:1〜1:5のモノイソシアヌレート対モノアロファネートのモル比にてイソシアヌレート基とアロファネート基とを有するポリイソシアネート組成物を製造するに際し、(a)(シクロ)脂肪族結合したイソシアネート基を有する有機ジイソシアネートにおけるイソシアネート基の1部を三量化触媒の存在下に接触三量化させ、(b)前記有機ジイソシアネート1モル当り0.01〜0.5モルの6〜9個の炭素原子を有するモノアルコールを工程(a)の三量化反応の前またはその間に前記有機ジイソシアネートに添加し、(c)三量化反応を所望の三量化程度にて触媒毒の添加および/または触媒の熱失活により停止させ、前記三量化触媒は10ppm未満の二酸化炭素を含有する1,6-ヘキサメチレンジイソシアネートと三量化触媒とよりなる混合物のイソシアネート含有量を50重量%から45重量%以下まで4時間以内に1,6-ヘキサメチレンジイソシアネートの重量に対し500ppmの触媒濃度にて80°Cの温度で減少させうるアミノシリル基を有する化合物または触媒からなることを特徴とするポリイソシアネート組成物の製造方法。
IPC (3件):
C07D251/34 ,  B01J 31/02 102 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-306218
  • 特開昭61-151179
  • 特開昭55-038380

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