特許
J-GLOBAL ID:200903041833374412

遠心分離器内の油内に浮遊している粒子を汚濁した油から取り除く方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  岩田 慎一 ,  緒方 雅昭
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-558969
公開番号(公開出願番号):特表2006-509857
出願日: 2003年12月10日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
汚濁した油から油内に浮遊している粒子を遠心分離器によって取り除くために、油の密度よりも密度の高い液体分離補助剤が使用される。液体分離補助剤は、汚濁粒子を吸着/結合する。汚濁した油は、回転している遠心ロータの分離室に供給される。浄化された油は、分離室の中央軽相出口を通して排出され、液体分離補助剤と分離された粒子は、分離室の、中央軽相出口の半径方向外側に位置している重相出口を通して排出される。本発明によれば、浄化は、油よりも重く、油に溶解しない始動液が、始動液の層が回転中の遠心ロータ内に重相出口を覆う液体シールを形成する量だけ分離室に供給されることで行われる。この後に初めて、汚濁した油と液体分離補助剤が分離室に供給される。浄化された油が軽相出口を通して分離室から流れ出る一方で、始動液の一部および液体分離補助剤が油から分離された粒子と共に重相出口を通して排出される。
請求項(抜粋):
油の密度よりも高い密度を有し、かつ、粒子を前記油からより容易に分離可能にするために汚濁した油内に分散させられている液体分離補助剤によって、汚濁した油内に浮遊している粒子を汚濁した油から取り除く方法であって、 前記汚濁した油と前記液体分離補助剤とを、回転している遠心ロータの分離室内に供給することと、 前記分離室内で、前記粒子と前記液体分離補助剤とを遠心力によって前記油から分離することと、 浄化された油を前記分離室からその中央軽相出口を通して排出することと、 分離された粒子を分離された液体分離補助剤と共に前記分離室から前記中央軽相出口の半径方向外側に位置している前記分離室の重相出口を通して排出することと、 を有する、汚濁した油内に浮遊している粒子を汚濁した油から取り除く方法において、 相当量の汚濁した油を前記分離室内に供給する前に、始動液の層が前記重相出口を覆う液体シールを前記遠心ロータ内に形成するような量の、前記油よりも重く前記油に溶解しない始動液で前記分離室を予め満たすことと、 その後、前記汚濁した油と前記液体分離補助剤とを前記分離室内に供給することと、 前記始動液の少なくとも一部および前記油から分離された粒子を液体分離補助剤と共に前記重相出口を通して前記分離室から排出することと、 を有することを特徴とする、汚濁した油内に浮遊している粒子を汚濁した油から取り除く方法。
IPC (3件):
C10M 175/00 ,  B04B 1/12 ,  C10M 101/02
FI (3件):
C10M175/00 ,  B04B1/12 ,  C10M101/02
Fターム (16件):
4D057AA10 ,  4D057AB01 ,  4D057AC01 ,  4D057AC06 ,  4D057AD01 ,  4D057AE02 ,  4D057AF03 ,  4D057CB01 ,  4H104DA02A ,  4H104EA06Z ,  4H104EB02 ,  4H104EB09 ,  4H104JA04 ,  4H104JA05 ,  4H104PA12 ,  4H104PA42
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 米国特許第4094770号明細書
  • 米国特許第4491515号明細書
  • 米国特許第4519899号明細書
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭60-001294
  • 特開昭47-042805
  • 油の精製
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-515009   出願人:ケミスクセパラリングツムバアクチエボラーグ
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