特許
J-GLOBAL ID:200903041838022506

無線方向探知機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048121
公開番号(公開出願番号):特開平10-246761
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 この発明は任意の方向より到来する電波の到来方向を検出する無線方向探知機の改良に関するものである。【解決手段】 無線方向探知機の各空中線素子で受信された信号を伝送するRF同軸ケーブルの出力端に信号選択回路を接続し、2つの受信機で時分割にて複数の空中線素子からの受信信号の各チャンネル間の相対振幅・位相を測定し、方位算出を行う。
請求項(抜粋):
固定用金属支柱の円周上に配置された第1から第n(nは4以上の整数。)の空中線素子と、上記空中線素子にそれぞれ対応して接続された、入力を空中線素子からの受信信号と校正信号のどちらか一方に切り替えるための第1から第nの校正信号切替器と、上記校正信号切替器にそれぞれ対応して接続され、受信した信号を増幅するためのRF増幅器と、上位RF増幅器にそれぞれ接続し、距離が離れた間を信号伝達するための第1から第nのRF同軸ケーブルと、上記RF同軸ケーブルの出力端に接続された、第1から第nの入力端子及び第1、第2の出力端子を持つ信号選択回路と、上記信号選択回路の第1、第2の出力端子にそれぞれ接続する、信号をレベル変換・周波数変換するための第1、第2の方探用受信機と、上記第1、第2の方探用受信機の中間周波数段の出力端子が共に接続され、この2つの出力端子からの信号の相対位相関係を検出する位相検出回路と、上記第1、第2の方探用受信機の中間周波数段の出力端からそれぞれ分岐されたもう一方の出力端が共に接続され、この2つの出力端からの信号の相対振幅関係を検出する振幅検出回路と、上記位相検出回路と振幅検出回路の出力端が共に接続された、上記信号の相対位相差と相対振幅差の検出信号より受信信号の到来方位を算出する信号処理器と、上記第1の方探用受信機の中間周波数段の出力端から分岐されたもう一つの出力端が接続され、中間周波数に変換された受信信号の電界強度レベルを計る電界強度レベル検出回路と、上記電界強度レベル検出回路の入力にて分岐されたもう一つの出力端が接続され、中間周波数に変換された受信信号の音声を復調するための音声復調器と、受信信号に対応した校正信号を出力する校正信号発生器と、上記校正信号発生器の出力端に接続された一本のRF同軸ケーブルと、このRF同軸ケーブルの出力端に入力端が接続され、n個の出力端がそれぞれ上記第1から第nの校正信号切替器に接続された校正信号分配器とを備えた無線方向探知機において、上記信号選択回路は、上記第1から第nの空中線素子中の円周上90度間隔にもっとも近い4つの空中線素子からの受信信号を出力する上記RF同軸ケーブルの出力端に接続する4つの1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器、上記4つの1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器の一方の出力端子にそれぞれ入力端が接続し、上記第1の方探用受信機に出力端が接続する4端子入力/1端子出力を持つ信号切替器と、上記4つの1端子入力/2端子出力を持つ信号切替器のもう一方の出力端子及び上記円周上90度間隔にもっとも近い4つ空中線素子以外の残りの空中線素子からの受信信号を出力する上記RF同軸ケーブルの出力端にそれぞれ入力端が接続し、上記第2の方探用受信機に出力端が接続するn端子入力/1端子出力を持つ信号切替器とを具備したことを特徴とする無線方向探知機。
IPC (2件):
G01S 3/28 ,  G01S 3/46
FI (2件):
G01S 3/28 ,  G01S 3/46

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