特許

J-GLOBAL ID：200903041838157177

磁気ディスクカートリッジ

発明者： 加藤 慎一
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 柳田 征史 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-168449
公開番号（公開出願番号）：特開2001-344933
出願日： 2000年06月06日
公開日（公表日）： 2001年12月14日
要約：

【要約】【課題】 ライナーによる磁気ディスクメディアのクリーニング性と磁気ディスクメディアの回転トルクの軽減との両立を図る。【解決手段】 円盤状の磁気ディスクメディア4を回転可能に収容する上シェルハーフ1と下シェルハーフ2の接合によるケースC内面に、磁気ディスクメディア4に対向してライナー5を固定するについて、上下のライナー5の実質的間隔を示す実効内部空間sを、磁気ディスクカートリッジに衝撃を与えた後のエラー発生頻度Hを(エラー発生枚数/評価枚数)で表したとき、H≦0.1となるように設定してなる。

請求項（抜粋）：

磁気ヘッド挿入用の窓部を有する上下のシェルハーフの接合によるケース内に円盤状の磁気ディスクメディアを回転可能に収容し、前記磁気ディスクメディアに対向する前記シェルハーフの内面にライナーを固着してなる磁気ディスクカートリッジにおいて、所定の大きさ、重量の載置片を、シェルハーフに固定したライナー表面に載せた状態でライナーの実効厚みを求め、さらに、上シェルハーフ内面と下シェルハーフ内面との間隔から上下のライナーの実効厚みを減算した、上下ライナーの対向表面の実効距離を示す実効内部空間を、磁気ディスクカートリッジに衝撃を与えた後の、エラー発生枚数を評価枚数で除したエラー発生頻度が0.1以下となるように設定したことを特徴とする磁気ディスクカートリッジ。