特許
J-GLOBAL ID:200903041840788486

タスクの実行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302630
公開番号(公開出願番号):特開平7-160650
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 マルチCPU構成のプロセッサを用いて各々のCPUで実行されるタスクの実行負荷を推定し、その推定結果に基づいてCPUの実行比率を変更することによりプロセッサの処理効率向上を図る。【構成】 プロセッサ外部から入力された要因は周期計測手段a4に入力され、各要因の到来周期が計測される。実行時間計測手段a6には周期計測手段a4を通じて要因の到来時間が、各々のCPUからはその要因に対応したタスクの処理終了時間が入力され、タスクの実行時間が計測される。負荷推定手段a5には周期計測手段a4と実行時間計測手段a6の出力が供給され、要因の到来周期と実行時間の比と予め設定されたしきい値とを比較してタスクの実行負荷を推定する。実行比率変更手段a2は負荷推定手段a5の出力に基づき各CPUの実行比率を変更することにより負荷の重いタスクを実行するCPUは高速に実行される。
請求項(抜粋):
少なくとも2つ以上のCPUを有し各々のCPUが時分割にスワップ動作を行うマイクロプロセッサを用いたタスクの実行制御装置であって、要因が到来するごとに前記要因に対応したタスク資源をキューバッファに登録するタスク登録手段と、前記要因の到来周期を計測する周期計測手段と、前記要因に対応したタスクの平均実行時間を計測する実行時間計測手段と、前記周期計測手段の出力と前記実行時間計測手段の出力の比の値に基づき前記タスクの実行負荷を推定する負荷推定手段と、前記負荷推定手段の出力に基づき各CPUの実行比率を変更する実行比率変更手段と、前記キューバッファから前記タスク資源を取り出し実行待ちCPUに対して実行権を与えるCPU起動手段とを備えたタスクの実行制御装置。

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