特許
J-GLOBAL ID:200903041841334756

舶用ステータフィン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083362
公開番号(公開出願番号):特開平9-240586
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】本発明は、船尾のプロペラよりも後方に設けられてプロペラ後流中の旋回エネルギーを回収するように、捻りまたは傾斜を付与され放射状に配設された複数のフィンからなるステータフィンに関し、特にプロペラ後流における旋回流の分布が側方へ偏る点に配慮して、ステータフィンの配置構成を合理化し、その効率を高めるようにした。【解決手段】船尾におけるプロペラ2の後方でラダーホーン3に支持された複数のフィン5からなるステータフィンが設けられ、プロペラ2の前進回転時にプロペラ翼2aが上昇する側のフィン5の長さを反対側のフィンよりも長くするか、またはフィンボスをプロペラ翼2aが上昇する側へ偏らせて、フィン全体の分布が、プロペラ後流中の旋回流の側方へ偏った分布と整合するようにした。これによりプロペラ後流中の旋回エネルギーの回収効果が高められる。
請求項(抜粋):
船尾のプロペラの後方において、船体から下方へ突設されたラダーホーンに、ステータフィンのフィンボスが装着されて、同フィンボスから放射状に突出する複数のフィンが、上記プロペラの前進回転時におけるプロペラ後流中の旋回エネルギーを回収しうる捻りまたは傾斜を付与され、かつ、上記プロペラの前進回転時にプロペラ翼の上昇する側のフィン長を、プロペラ翼の下降する側のフィン長よりも長く設定されていることを特徴とする、舶用ステータフィン装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-293295

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