特許
J-GLOBAL ID:200903041845564314

グローバル ポジショニング システム受信機のディジタル処理技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118359
公開番号(公開出願番号):特開平5-164834
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 GPS受信機のディジタル処理セクションを改良する。【構成】 GPS商用受信機は未知のセキュリティー用符号及びP符号で変調されたL1及びL2信号を復調するディジタルプロセッサー(34〜41)を備えている。局部的に発生した搬送波及びP符号信号による復調の後、L1及びL2信号は変調符号の推定周期の全体に亘って繰返し積分される。C/A符号のL1信号は局部的に発生した搬送波及びP符号発生器を、受信されたL1及びL2信号と同相にロックするために使用される。局部的に発生した搬送波及び符号の位相を内挿技術により、周期クロック源よりもはるかに小さい増分で調整する。対瞞化信号を活用していないが、精度及び分解能を向上した受信機におけるのと同様に、位置、距離、時間などを決定するため、上記のロックされた位相を使用する。
請求項(抜粋):
グローバルポジショニングシステムの少なくとも一つの衛星から受信されたL1信号およびL2信号を処理する方法であって、かつ、前記信号は既知の擬似ランダムP符号およびその上で変調された未知の符号を備えた固有の周波数の搬送波であり、かつ、受信されたL1信号およびL2信号のそれぞれを、それぞれの搬送波信号の局部的に発生した写しおよびその中に含まれた既知のP符号の局部的に発生した写しで復調するステップと、復調されたL1信号およびL2信号を、複数のP符号サイクルと等しい長さの期間に亘って繰り返し、かつ個々に積分するステップと、L1信号路およびL2信号路のそれぞれからの積分ステップの結果を、L1信号路およびL2信号路の他の積分された信号と相関させるステップと、局部的に発生した搬送波信号の位相を調整するとともに、相関づけられたL1信号およびL2信号の電力を最大にするため、入力されるL1信号およびL2信号に関係したP符号の写しの位相を調整するステップとを備え、これによって得られた局部的に発生した搬送波の位相およびP符号の位相を、高精度で受信位置の情報を決定するのに使用する方法。

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