特許
J-GLOBAL ID:200903041849436930

情報再生装置および情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-128505
公開番号(公開出願番号):特開平7-073591
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ピットのエッジ位置をステップ状に変化させてデータを記録したディスクを再生する場合における符号間干渉を抑制する。【構成】 復号化回路84乃至86で、ピットのエッジ位置に対応する再生信号のレベルを復号化する。メモリ87より、この復号結果に対応する補正値(符号間干渉成分)を読み出し、加算回路88で、復号対象とするフリップフロップ82の保持している再生値Va(n)に逆極性で加算(減算)する。加算回路88の加算値(符号間干渉成分が除去された値)を、復号化回路89でさらに復号化する。
請求項(抜粋):
情報ピット列に沿って光ビームで走査する光学検出系の伝達特性に応じて決まる再生信号の過渡期間よりも小なる所定のシフト期間に相当する範囲以内で、情報ピットのエッジ位置を、記録する符号に対応して、所定の基準位置からステップ状にシフトして、デジタルデータを記録したディスク媒体から記録情報を再生する情報再生装置において、前記光学検出系から得られる再生信号に基づいて、前記基準位置に対して位相的に同期したクロックを生成するクロック生成手段と、前記クロックで規定されるタイミングで、前記再生信号の過渡期間における再生レベルを検出するレベル検出手段と、前記再生レベルに基づいて、前記情報ピットのエッジ位置のシフト量に対応する記録データを復号する第1の復号手段と、復号の際の誤りを補正するための所定の補正値を記憶し、前記第1の復号手段により復号されたデータに対応して前記補正値を出力する補正値発生手段と、前記補正値を、復号対象の符号の再生レベルに加算する加算手段と、前記加算手段の出力に基づいて前記情報ピットのエッジ位置のシフト量に対応する記録データを復号する第2の復号手段とを備えることを特徴とする情報再生装置。

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