特許
J-GLOBAL ID:200903041853272969

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014260
公開番号(公開出願番号):特開平8-207549
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 エンジン始動直後の空調設定好みを、乗員がいる場合でもいない場合でもともに乗員の好みの空調パターンに適合させ、しかも燃費向上を図る。【構成】 過去の乗員の設定情報の履歴から、エンジン始動直後の事前空調時に乗員が着座している場合と着座していない場合との設定の差を演算し、その差の大きさに応じて乗員が事前空調時に空調性能を重視するかどうかを空調優先度という測度を設けることによって判定する。そして、次回の使用以降、この空調優先度に基づいて事前空調時の設定温、風量、エンジンアイドル回転数を補正する。
請求項(抜粋):
熱環境情報入力手段から入力された検出室温、外気温、日射量を含む熱環境情報および設定室温により目標空調条件を演算し、空調条件が前記目標空調条件を維持するように空調風供給装置を駆動して車室内を空調する空調風自動設定手段を有し、エンジン制御装置へ圧縮器の運転状態を含む空調装置制御情報を出力する車両用空調装置において、エンジンを始動した時点からの経過時間を計時する計時手段と、乗員の手動操作によって前記設定室温と前記空調風供給装置による送風状態を設定変更可能な手動設定手段と、運転席および他の座席の乗員有無を判定する乗員有無判定手段と、前記熱環境情報と前記経過時間と乗員有無情報とに基づいて走行前に予め車室内を空調するための事前空調モードかどうかを判定する事前空調モード判定手段と、前記手動設定手段を乗員が操作した時に、熱環境情報、設定変更内容、前記経過時間、乗員有無情報、事前空調モード情報を記憶する手動設定情報記憶手段と、前記手動設定情報記憶手段に記憶された手動設定情報履歴の事前空調モード時の設定特性とそれ以外の場合の設定特性の差と、前記手動設定情報記憶手段に記憶された事前空調モードの維持時間の履歴から演算される事前空調時間特性とに基づいて乗員の事前空調時における空調優先度を演算する事前空調優先度演算手段と、前記事前空調モード判定手段により事前空調モードと判定された場合に、前記空調風自動設定手段を前記手動設定情報記憶手段に記憶された事前空調モード時の設定情報に基づいて補正する空調風自動設定補正手段と、前記空調風自動設定補正手段により前記空調風自動設定手段が補正される場合には、前記事前空調優先度演算手段により演算された事前空調時の空調優先度に応じてエンジンのアイドリング回転数補正量を前記エンジン制御装置へ出力するアイドル回転数補正手段とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 ,  B60H 1/32 102

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