特許
J-GLOBAL ID:200903041862911737

車両のトラクションコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019182
公開番号(公開出願番号):特開平5-214974
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 駆動輪の過剰スリップを抑制すべくスロットル弁をフィードバック制御する際に、その初期スロットル開度を適切に設定する。【構成】 スリップ率演算手段23で求めた駆動輪のスリップ率λが所定の敷居値を越えると、前後加速度検出手段6と横加速度検出手段7の出力からトータルグリップ力演算手段24が求めた車両のトータルグリップ力TGと、走行抵抗トルク演算手段27で求めた車両の走行抵抗トルクTD とを加算することにより、初期エンジン必要トルク演算手段28が初期エンジン必要トルクTINT を求める。初期スロットル開度演算手段29は、前記初期エンジン必要トルクTINT に対応する初期スロットル開度θINT を求め、その初期スロットル開度θINT からスロットル弁10のフィードバック制御を開始する。
請求項(抜粋):
車両の駆動輪速度(Vw)を演算する駆動輪速度演算手段(21)と、車両の車体速度(Vv)を演算する車体速度演算手段(22)と、前記駆動輪速度(Vw)および車体速度(Vv)に基づいて駆動輪(WFL,WFR)のスリップ率(λ)を演算するスリップ率演算手段(23)とを備え、前記スリップ率(λ)が所定の敷居値(L2 )を越えた時にエンジン(E)の出力トルクを低減して駆動輪(WFL,WFR)の過剰スリップを抑制すべくスロットル弁(10)をフィードバック制御する車両のトラクションコントロール装置において、車両のトータルグリップ力(TG)を演算するトータルグリップ力演算手段(24)と、前記トータルグリップ力(TG)に基づいて前記スロットル弁(10)のフィードバック制御開始時の初期エンジン必要トルク(TINT )を演算する初期エンジン必要トルク演算手段(28)と、前記初期エンジン必要トルク(TINT )に基づいて前記スロットル弁(10)の初期スロットル開度(θINT )を演算する初期スロットル開度演算手段(29)とを備えたことを特徴とする、車両のトラクションコントロール装置。
IPC (5件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 28/16 ,  F02D 9/02 341 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 45/00 345
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-258933
  • 特開平3-286157
  • 特開平3-269540

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