特許

J-GLOBAL ID：200903041865660620

AAL2ショートセル多重化器

発明者： 渡辺 治
出願人/特許権者： 株式会社日立国際電気
代理人 (1件)： 石戸 久子 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-249362
公開番号（公開出願番号）：特開2002-064499
出願日： 2000年08月21日
公開日（公表日）： 2002年02月28日
要約：

【要約】【課題】 トラフィックに余裕があるときには、AAL2ショートセル多重化をせず、無駄な遅延を発生させないAAL2ショートセル多重化器を提供する。【解決手段】 この発明のAAL2ショートセル多重化器100は、バッファ蓄積量検出部17が送信待ちバッファ部16を監視し、その空き容量が90%以上で伝送路トラフィックが低いと判断した場合には、スイッチ11,15の共通端子cを端子bに切り替え、AAL2ショートセルの多重化処理をバイパスさせ、入力信号Saを送信待ちバッファ部16に直接引き渡して無駄な遅延を無くし、それを送信信号Sjとして送信させる。これにより、再び伝送路トラフィックが増大し、送信待ちバッファ部16の空き容量が30%未満になり、伝送路トラフィックが高いと判断した場合には、スイッチ回路11,15の共通端子cを端子aに切り替え、従来と同様にAAL2ショートセルの多重化処理を行わせる。

請求項（抜粋）：

ATMアダプテーションレイヤタイプ2パーシャルフィルセルからなる第1のセルと、その他のATMセルからなる第2のセルとが混在する入力信号を入力し、その入力信号から第1,第2のセルを分離するセル分離部と、セル分離部が分離した第1のセルから抽出したATMアダプテーションレイヤタイプ2ショートセルを多重化し、ATMアダプテーションレイヤ2セルである第3のセルを生成するAAL2ショートセル多重部と、第2のセルと第3のセルとを合成して送信信号を生成するセル合成部と、セル合成部が合成した送信信号を受け取り、予め決められたタイミングでATM伝送路に送出する送信待ちバッファ部とを有するAAL2ショートセル多重化器において、前記ATM伝送路の伝送路トラフィック情報を監視し、該伝送路トラフィック情報に基づいて、前記セル分離部以降の処理をバイパスして入力信号を前記送信待ちバッファ部に直接引き渡し、または前記セル分離部以降の処理を行わせるショートセル多重化制御手段を有することを特徴とするAAL2ショートセル多重化器。

Fターム (9件)：

5K030GA02 ,  5K030HA10 ,  5K030JA06 ,  5K030LB15 ,  5K030LE13 ,  5K030LE17 ,  5K030MA04 ,  5K030MB09 ,  5K030MC08