特許
J-GLOBAL ID:200903041872832223

波の力を利用した波力ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-116302
公開番号(公開出願番号):特開平7-004338
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】フロートの揺動によりチェーンに張力が作用する波力ポンプにおいて、ジョイントリングの曲げ及びねじりモーメントを小さくなるようにする。【構成】シリンダー1内に水が出入りするボス5の取付部をシリンダー1から分離し、シリンダー1上部にフランジ2とその中央部に比較的小さなボックス4を設けてこれにボス5を取付ける。またこのボス5に差し込まれるエルボ台6とジョイントリング7の外側に設けたエルボの組合せにより、水の流れる管路をU字状に折り曲げて、ジョイントリング7の両管間の面間寸法を小さくする事により、支持間隔がいちじるしく小さくなる事で曲げモーメントやねじりモーメントが小さくなる。
請求項(抜粋):
〔請求項1〕波により揺動するフロート(21)と、水中に備えられたシリンダー(1)と、その中に配置されるピストン(11)を備え、前期シリンダーの上部に設けられたボックス(4)と、このボックスの両側にボス(5)を設け、このボス(5)と同心をなした回転自在のエルボ台(6)が、ジョイントリング(7)に接続されることを特徴として、波力により揺動したフロート(21)の動力が、チェーン(22)等を介して水中に備えられたシリンダー内のピストンに伝えられ、シリンダー内の水が、シリンダー上部のボックス(4)の両側に設けたオス(5)より、エルボ台(6)、ジョイントリング(7)を介して管(14)に出入りすることの出来る波の力を利用した波力ポンプ。〔請求項2〕シリンダー(1)の上部にボックス(4)を備え、このボックスの両側にボス(5)を設けると共に、シリンダー(1)の直径に対し、前期ボックスの径が小さく出来ることで、ボス(5)の両端面間寸法が小さくなる事を特徴とした〔請求項1〕記載の波の力を利用した波力ポンプ。〔請求項3〕シリンダー上部のボックス(4)の両側に設けたボス(5)と同心をなし、このボスと回転自在のエルボ台(6)が、ジョイントリング(7)の外側よりジョイントリングのエルボ(8)を介して、U字状に折り返した形でジョイントリングに接続されることを特徴として、ジョイントリング(7)の両管間の面間寸法を小さくする事の出来る〔請求項1〕記載の波の力を利用した波力ポンプ。〔請求項4〕シリンダー上部に設けたフランジ(2)の背面に、台座(20)を備えることにより、波により揺動するフロートがチェーンを介してピストンを引っ張ることで、シリンダー上部のボックスの両側に設けたボス(5)に与える応力を軽減するように考慮したことを特徴とする〔請求項1〕記載の波の力を利用した波力ポンプ。

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