特許
J-GLOBAL ID:200903041896480182

多数のプロセッサをグレースフルに処理するアトミック命令なしリード・コピー・アップデートの猶予時間検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 上野 剛史 ,  太佐 種一 ,  市位 嘉宏 ,  坂口 博
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-538381
公開番号(公開出願番号):特表2008-518337
出願日: 2005年10月13日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】 不要な猶予時間トークン処理を回避する新しいリード・コピー・アップデート猶予時間検出技術を提供する。【解決手段】 共有データ要素への既存の参照が除去されるまで共有データ要素の除去を据え置くことが必要なリード・コピー・アップデート・サブシステム又は他の処理環境において、アトミック命令なしに猶予時間を検出するための方法、システム、及びコンピュータ・プログラム製品である。猶予時間の検出は、データ要素へのアクセスを共有する処理エンティティ間で循環されるトークンを確立することを含む。トークンが処理エンティティ間を周回するたびに、猶予時間が経過する。各々の処理エンティティと関連付けられた分散インジケータが、いずれかの共有データ要素に関する除去処理を行う必要があるかどうかを示す。分散インジケータは、各々の処理エンティティがトークン処理を行う前に、各々の処理エンティティにおいて処理される。トークン処理は、分散インジケータによって保証されたときだけ行われる。このようにして、分散インジケータがこうした処理を保証しないときは、不要なトークン処理を回避することができる。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
共有データ要素への既存の参照が除去されるまで前記共有データ要素の除去を据え置くための猶予時間を検出する方法であって、 前記共有データ要素へのアクセスを共有する処理エンティティ間で循環されるトークンを確立するステップと、 前記トークンが前記処理エンティティ間を周回したときに、前記猶予時間が経過したと判断するステップと、 前記処理エンティティによって共有される前記共有データ要素又は他のデータ要素に関する除去処理を行う必要があるかどうかを示す分散インジケータを、前記処理エンティティの各々と関連付けるステップと、 前記処理エンティティにおいてトークン処理を行う前に、前記処理エンティティの各々において前記分散インジケータを処理するステップと、 前記分散インジケータによって保証されたときだけ、前記処理エンティティにおいてトークン処理を行うステップと、 を含み、 前記分散インジケータがこうした処理を保証しないときは、不要なトークン処理を回避することが可能な方法。
IPC (2件):
G06F 9/52 ,  G06F 12/08
FI (3件):
G06F9/46 475C ,  G06F12/08 531B ,  G06F12/08 519E
Fターム (5件):
5B005JJ01 ,  5B005KK14 ,  5B005MM01 ,  5B005NN71 ,  5B005PP11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5,727,209号
引用文献:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る