特許
J-GLOBAL ID:200903041899627958

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245639
公開番号(公開出願番号):特開平11-083880
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 内輪4の所定部位にエンコーダユニット12aを外嵌固定する作業を容易にし、しかも作業時にこのエンコーダユニット12aを損傷しにくい構造を実現する。【解決手段】 内輪4の中間部外周面に設けた円筒面部19に、上記エンコーダユニット12aを外嵌固定する。このエンコーダユニット12aは、金属板製の保持環13aと、ゴム磁石製のエンコーダ本体14aとから成る。この保持環13aの端縁部には、外向フランジ状の鍔部21を設ける。外嵌固定する際には、この鍔部21に、押し込み用の治具の先端面を突き当てる。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に取り付ける為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪と、一端部外周面に車輪を取り付ける為の第二の取付フランジを、中間部外周面に上記複列の外輪軌道のうちの何れか一方の外輪軌道と対向する第一の内輪軌道を、他端部外周面に円筒面部を、それぞれ有する第一の内輪素子と、外周面に上記複列の外輪軌道のうちの他方の外輪軌道と対向する第二の内輪軌道を有し、上記円筒面部に外嵌固定された状態で上記第一の内輪素子と一体的に組み合わされて内輪を構成する第二の内輪素子と、上記複列の外輪軌道と複列の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記内輪の軸方向中間部で上記第一、第二の内輪軌道の間部分に外嵌固定されてこの内輪と共に回転する、上記内輪と同心に設けられた被検出部の特性を円周方向に亙って交互に且つ等間隔に変化させたエンコーダユニットと、上記外輪の一部でこのエンコーダユニットの被検出部に対向する部分に、上記外輪の外周面と内周面とを連通させる状態で形成された取付孔と、この取付孔に挿入固定された状態で、その検出部を上記エンコーダユニットの被検出部に微小隙間を介して対向させたセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記エンコーダユニットは、金属板を曲げ形成して成り、円筒部及びこの円筒部の軸方向一端部から直径方向外方に折れ曲がった鍔部を備えた保持環と、この保持環を構成する上記円筒部の外周面に固着され、外周面にS極とN極とを交互に且つ等間隔に配置したゴム磁石製のエンコーダ本体とから成り、上記エンコーダユニットは、上記保持環を上記第一の内輪素子の一部で上記第一の内輪軌道から外れた部分、又は上記第二の内輪素子の一部で上記第二の内輪軌道から外れた部分に軸方向に亙って押し込み、当該部分に締り嵌めで外嵌する事により上記内輪の軸方向中間部に固定しており、上記鍔部は、上記保持環を軸方向に押し込む為の治具の先端面と対向する側に配置している事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (4件):
G01P 3/488 ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
FI (4件):
G01P 3/488 L ,  F16C 19/00 ,  F16C 19/52 ,  F16C 41/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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