特許
J-GLOBAL ID:200903041903742864

繊維複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110124
公開番号(公開出願番号):特開平5-311555
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】製品強度に優れ、かつ、製品強度の均一化を図ることのできる繊維複合体の製造方法を提供することを目的としている。【構成】無機繊維を主体とする不織マット状物に熱可塑性樹脂フィルムを積層して積層体を形成する積層工程と、積層体を樹脂成分の溶融温度以上の温度に加熱して樹脂成分を溶融させる加熱工程と、溶融状態で積層体を圧縮する圧縮工程と、樹脂成分が溶融した状態で積層体を拡開して該積層体の厚みを増大させる拡開工程とを順次行う繊維複合体の製造方法であって、積層工程において、熱可塑性樹脂フィルムの外側に、無機繊維および熱可塑性樹脂成分からなる複合体の粉砕品、パルプ繊維ならびにバインダーからなる紙状物を積層する、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの代わりに、熱可塑性樹脂繊維もしくは粉体を混合した紙状物を積層するものである。
請求項(抜粋):
主として無機繊維からなる不織マット状物に熱可塑性樹脂からなるフィルムを積層して積層体を形成する積層工程と、この積層体を上記樹脂成分の溶融温度以上の温度に加熱して樹脂成分を溶融せしめる加熱工程と、この溶融状態で積層体を圧縮する圧縮工程と、上記樹脂成分が溶融した状態でこの積層体を拡開して該積層体の厚みを増大させる拡開工程とを順次行う繊維複合体の製造方法であって、前記積層工程において、熱可塑性樹脂フィルムの外側に、無機繊維および熱可塑性樹脂成分からなる複合体の粉砕品、パルプ繊維ならびにバインダーからなる紙状物を積層することを特徴とする繊維複合体の製造方法。
IPC (4件):
D04H 1/42 ,  B32B 5/02 ,  B32B 27/12 ,  D04H 1/54

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