特許
J-GLOBAL ID:200903041904087878

連続焼鈍炉の板温制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017133
公開番号(公開出願番号):特開平5-214448
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】従来、操業安定性及び品質安定性のためにオペレータが判断していた通板速度の微妙な制御を自動化できる連続焼鈍炉の板温制御方法を提供する。【構成】目標出側板温を達成する板温目標修正通板速度VSTを算出した後に、操業及び品質安定性のための諸条件からバックリング指数HB ,蛇行指数HS ,入側トラブル指数HI ,出側トラブル指数HO を算出して、それらの指数の大きさに応じた加減速率を算出し(S18〜S26)、それらの加減速率に応じた上限通板速度VSU,下限通板速度VSLを設定し(S27,S28)、それに合わせて設定炉温TFOを修正する(S29)と共に、この上限通板速度VSUと下限通板速度VSLとの間に板温目標修正通板速度VSTが存在すればそれを修正通板速度VSに決定し(S32)、そうでない場合は上限通板速度VSUを修正通板速度VS に決定する(S31)ものである。
請求項(抜粋):
板厚、板幅或いは加熱炉の出側での目標出側板温が異なる鋼帯を、加熱炉に連続的に通板して連続焼鈍を行う連続焼鈍炉にあって、予め設定された炉温にて加熱炉を制御すると共に、前記出側板温が目標出側板温の許容範囲内になるように通板速度を制御する連続焼鈍炉の板温制御方法において、連続焼鈍の安定操業と安定品質とから生じる予め設定された物理的条件及び機械的条件とから通板速度の変更条件並びに変更の可否条件と通板速度の上下限値を算出し、前記通板速度の変更条件並びに変更の可否条件が算出された場合はそれらの条件に従って通板速度を前記上下限値内で制御し、前記通板速度の変更条件並びに変更の可否条件が算出されない場合は前記出側板温を目標出側板温の許容範囲内にする通板速度を制御することを特徴とする連続焼鈍炉の板温制御方法。
IPC (3件):
C21D 9/56 101 ,  C21D 11/00 101 ,  C21D 11/00 105
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-037509
  • 特開昭51-147382
  • 特開昭57-122219

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