発色基含有ポリオルガノシロキサンおよびその製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：津国肇 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-065741
公開番号（公開出願番号）：特開平11-263844
出願日： 1998年03月16日
公開日（公表日）： 1999年09月28日
要約：

【要約】【課題】繊維などの染色に応用できる発色基を導入されたポリオルガノシロキサンおよびその製造方法を提供する。また、繊維の染色および柔軟性の付与を同時に行うことのできる繊維処理剤;ならびに色と光沢を与えるつや出し剤を提供する。【解決手段】 Q1 NHまたはQ1 NHQ2 NHで表される2価の基を介してケイ素原子に結合した特定の発色基を有する発色基含有ポリオルガノシロキサン;アミノ基含有ポリオルガノシロキサンに、該発色基と特定の反応性基を有する反応性染料を反応させる、該ポリオルガノシロキサンの製造方法;ならびに該ポリオルガノシロキサンを含む繊維処理剤およびつや出し剤。

請求項（抜粋）：

分子中に、一般式:【化1】(式中、R1 はたがいに同一でも異なっていてもよく、置換または非置換の1価の炭化水素基を表し;QはQ1 NHまたはQ1 NHQ2 NHで表される2価の基を表し、Q1 は炭素数3〜6の2価の炭化水素基を表し、Q2 は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、該QはQ1 の炭素原子を介してケイ素原子に結合しており;Zはたがいに同一でも異なっていてもよく、アゾ系、アントラキノン系、フタロシアニン系およびアゾ錯塩系からなる群より選ばれる発色基を含む1価の基および水素原子から選ばれ、分子中少なくとも1個は発色基を含む基であり;R2はたがいに同一でも異なっていてもよく、水素原子または置換もしくは非置換のアルキル基を表し、aは0〜2の整数、bは1または2、cは0〜2の整数であって、a+b+cが1〜3の整数である)で示される、少なくとも1個の発色基含有シロキサン単位を有し、残余のシロキサン単位が、一般式:【化2】(式中、R1 およびR2 はそれぞれ前述のとおりであり;dおよびeはそれぞれ0〜3の整数であって、d+eが0〜3の整数である)で示され;1分子中のケイ素原子数が2〜3,000である発色基含有ポリオルガノシロキサン。

IPC (8件)：

C08G 77/26 , C08G 77/38 , C09B 62/002 , C09B 62/004 , C09B 62/006 , C09B 69/10 , C09D 5/00 , D06M 15/643

FI (8件)：

C08G 77/26 , C08G 77/38 , C09B 62/002 , C09B 62/004 , C09B 62/006 , C09B 69/10 Z , C09D 5/00 E , D06M 15/643

引用特許：

審査官引用 (9件)

特開平2-011662
変性ポリシロキサン及びその製造法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-191995 出願人：花王株式会社
特開昭59-049261

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