特許
J-GLOBAL ID:200903041928800524

無線中継器用発振検出装置およびこの装置が適用された無線中継器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341602
公開番号(公開出願番号):特開平9-130342
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】無線中継器に適用され、当該無線中継器が発振しているか否かを自動的に検出できる発振検出装置を提供すること。【解決手段】TDMAによる通信を行う場合において、無線中継器の出力信号に含まれている直流成分のレベルが判定回路16にて判定され、監視回路17に与えられる。また、出力信号に含まれている交流成分のレベルが判定回路15で判定され、監視回路17に与えられる。TDMAでは、複数の回線が割当られたフレームが通信単位とされる。一方、各回線の入力レベルは通常異なる。したがって、出力信号には、通常、交流成分が含まれる。一方、無線中継器が発振している場合には、出力信号のレベルは常に一定となるので、交流成分は含まれない。監視回路17では、直流レベルが上限に相当する規定レベルに達し、かつ交流レベルが基準レベル未満であれば、当該無線中継器は発振していると判定される。
請求項(抜粋):
通信方式として時分割多重通信方式(TDMA)が採用されている場合において、移動局または基地局から発信される電波に対応する入力信号を所定の規定レベルを上限とした任意のレベルに増幅し、その結果得られる出力信号に対応する電波を基地局または移動局に再発信することによって、移動局と基地局との間の通信の中継を行うための無線中継器に適用される発振検出装置であって、前記出力信号の一部を取込み、この取込まれた出力信号に含まれる直流成分のレベル(以下「出力直流レベル」という)を検出する直流レベル検出手段と、前記出力信号の一部を取込み、この取込まれた出力信号に含まれる所定周波数範囲の交流成分のレベル(以下「出力交流レベル」という)を検出する交流レベル検出手段と、前記直流レベル検出手段で検出された出力直流レベルが前記規定レベルに達しているか否かを判別する直流レベル判別手段と、前記交流レベル検出手段で検出された出力交流レベルが基準レベル未満であるか否かを判別する交流レベル判別手段と、前記直流レベル判別手段で直流成分レベルが規定レベルに達していると判別され、かつ前記交流レベル判別手段で交流成分レベルが基準レベル未満であると判別された場合、前記無線中継器は発振していると判定する判定手段とを含むことを特徴とする発振検出装置。
IPC (4件):
H04B 17/02 ,  H04B 7/26 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/08
FI (4件):
H04B 17/02 Z ,  H04J 3/00 H ,  H04J 3/08 A ,  H04B 7/26 A

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