特許
J-GLOBAL ID:200903041936603703

トレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038512
公開番号(公開出願番号):特開平7-246120
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 抽斗としてトレーを格納しているときには、振動等によるトレーの飛び出しを阻止し、トレーを引き出すときには、トレーの脱落を阻止できる頗るシンプルな抽斗ガイド機構を提供すること。【構成】 上部ガイド面の両端に上部ストッパーを設けた上部ガイド部材と、下部ガイド面の両端に下部スロープ面及び下部ストッパーを設けた下部ガイド部材とで抽斗ガイド機構を構成するという手段を採用した。【効果】 各ストッパーの突出側面のみでなく、その突出上面をも巧みに用い、更にトレーの自重やバランスを積極的に利用しているので、ガイド機構の複雑化を伴うことなく、またトレーの抜き差し操作性を犠牲にすることなく、確実に格納時のトレーの飛び出しや、引き出し時のトレー脱落を阻止することができる。
請求項(抜粋):
ラック本体フレームFの対向する両側面の所要位置に配置された上部ガイド部材2と、この上部ガイド部材2と対向させて前記本体フレームFの対向する両側面の所要位置に配置した下部ガイド部材3とから成り、トレー側面上部から鍔状に持ち出され且つ角部に突起部S1 、S2 をもつフランジR1、R2 を有するトレーT1 、T2 をラック両サイドから引き出し可能に構成した抽斗ガイド機構であって、前記上部ガイド部材2は、下方に配した前記下部ガイド部材3に対向する上部ガイド面21と、この上部ガイド面21の両端に位置する上部ストッパー22・22と、を備えており、前記下部ガイド部材3は、前記上部ガイド面21に対向する下部ガイド面31と、この下部ガイド面31の両側に位置する下部スロープ面32・32と、この下部スロープ面32・32の外側に位置する下部ストッパー33・33と、を有しており、前記トレーT1 、T2 をラックに格納しているときには、前記下部ストッパー33が前記フランジR1 、R2 を係止して、トレーT1 、T2 の飛び出しを阻止し、前記トレーT1 、T2 をラックから引き出すときには、前記上部ストッパー22が前記突起部S1 、S2 を係止して、トレーT1 、T2 の脱落を阻止することを特徴としたトレーを抽斗として格納するラックの抽斗ガイド機構。
IPC (3件):
A47B 88/00 ,  A47B 31/00 ,  A47B 88/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-082662
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-082662

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