特許
J-GLOBAL ID:200903041942126860

軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084451
公開番号(公開出願番号):特開平7-293571
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】軸受内部の圧力上昇を効果的に防止できるようにしながらも、空気抜き溝から外部へのグリース漏れおよび外部からの異物の侵入を長期にわたり効果的に防止できるようにすること。【構成】径方向内向きにほぼ垂直に延ばされかつ内輪21の外周面に設けられる周溝28内に臨まされる外側シールリップ12を備える軸受の密封装置10において、外側シールリップ12の内周部に軸方向に沿う空気抜き用の溝17が設けられているとともに、この外側シールリップ12が軸受20の中心側へ傾くように周溝28のテーパ状内壁面30に対して圧接させられて、空気抜き用の溝17の底面が軸線に対して傾斜して当該溝17が軸受20の内外を常時連通する通気口となるようにしている。
請求項(抜粋):
軸受の一方の軌道輪の軌道側周面の肩部に係止されて軸受の他方の軌道輪側へ延ばされるシール本体部と、このシール本体部の先端から径方向にほぼ垂直に延ばされかつ他方の軌道輪の軌道側周面に周方向に連続して設けられる周溝の内部に臨まされるシールリップとを備える密封装置であって、前記シールリップの内周部に軸方向に沿う空気抜き用の溝が設けられており、前記シールリップが軸受中心側へ傾くように前記周溝の内壁面に対して圧接させられるもので、その状態において前記空気抜き用の溝の底面が軸線に対して傾斜して当該溝が軸受内外を常時連通する通気口となる、ことを特徴とする軸受の密封装置。

前のページに戻る