特許
J-GLOBAL ID:200903041949628438

エンジンの燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 良昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311210
公開番号(公開出願番号):特開平6-137187
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】燃料噴射量変化が大きい過渡時に、制御系の振動を防止して、燃焼変動およびエンジンの運転性悪化を確実に防止する。【構成】インジェクタP1から噴射された燃料のうち吸気管壁面に付着する壁面付着分(1-α)Taと、直接燃焼室に吸入される直入分αTaと、既に吸気管壁面に付着している燃料Tmが燃焼室内に持去られる持去分βTmとから燃料噴射量を補正するウエット補正手段を有する燃料噴射量制御装置において、直入率αに対する持去り率βの比が設定値より大で、かつ燃料噴射量変化が大きい急加減速の時、同一気筒における今回のウエット補正後の噴射量Te《1》から次回のウエット補正後の噴射量Te《2》を予測演算する予測演算手段P5と、予測演算手段P5の演算結果に基づいて機関サイクル毎のウエット補正後の噴射量が基本噴射量Taに収束するように今回のウエット補正後の噴射量Te《1》を補正する補正手段P6とを備える。
請求項(抜粋):
インジェクタから噴射される燃料噴射量を演算する演算手段であって、該演算手段はインジェクタから噴射された燃料のうち吸気管壁面に付着する壁面付着分と、インジェクタから噴射された燃料のうち直接燃焼室に吸入される直入分と、既に吸気管壁面に付着している燃料が燃焼室内に持去られる持去分とから燃料噴射量を補正するウエット補正手段と、該ウエット補正手段により補正された後の噴射量を演算する補正後演算手段とを有するエンジンの燃料噴射量制御装置であって、上記直入分に対する上記インジェクタから噴射された燃料分の比である直入率に対する上記持去分に対する既に吸気管壁面に付着している壁面付着分の比である持去り率の比が設定値より大か否かを判定する第1判定手段と、燃料噴射量変化が大きい急加減速か否かを判定する第2判定手段と、上記第1および第2の各判定手段の判定結果に基づいて、直入率に対して持去り率の比が設定値より大で、かつ急加減速の時、同一気筒における今回のウエット補正後の噴射量から次回のウエット補正後の噴射量を予測演算する予測演算手段と、上記予測演算手段の演算結果に基づいて機関サイクル毎のウエット補正後の噴射量が基本噴射量に収束するように今回のウエット補正後の噴射量を補正する補正手段とを備えたエンジンの燃料噴射量制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 41/12 330 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 370

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