特許

J-GLOBAL ID：200903041956335020

画像読取装置

発明者： 原 謙仁
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 武田 元敏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-308713
公開番号（公開出願番号）：特開平6-164922
出願日： 1992年11月18日
公開日（公表日）： 1994年06月10日
要約：

【要約】【目的】 常に適正な黒補正が行われるようにする。【構成】 CCD21からの黒データ読取時のシールド出力を第1ラッチ部26で一時的に保持し、さらに画像読取時のシールド出力を第2ラッチ部27で一時的に保持しておき、補正係数演算部28において前記2つのシールド出力を比較して、温度変化による黒データの変化を検出し、この変化量に基づいて黒データに対する補正値Kを設定する。この補正値Kを黒データSDNに乗算器29で乗算して補正黒データ(K・SDN)を得、このK・SDNと画像信号SNとの差(SN-K・SDN)を減算器30でとることで、温度変化に対応した黒補正がなされた画像信号RNが生成される。

請求項（抜粋）：

画像を光学的に受けることで画像信号を出力する受光素子群が備えられ、画像読取開始時に受光素子群の画素単位における黒データを検出して記憶しておき、画像読取時に前記黒データに基づいて画素単位ごとに黒補正を行う画像読取装置において、前記受光素子群からの黒データ読取時のシールド出力と画像読取時のシールド出力とを比較して温度変化による黒データの変化を検出し、この変化量に基づいて黒データに対する補正値を設定する手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。