特許
J-GLOBAL ID:200903041960416175

電界強度による応答時間遅延接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 勝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-320688
公開番号(公開出願番号):特開2000-152330
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 複数の移動局から回線接続要求を受信した複数の基地局の中でも、受信電界強度の強い基地局が優先的に移動局と無線回線ができるようにすることにより、通信エラーによる再接続動作発生頻度が減少し、安定した通信状態が得られる、安価でかつ基地局の拡張性に富んだ無線データ伝送システムにおける、電界強度による応答時間遅延接続装置を提供する。【解決手段】 移動局側コンピュータの指令により複数の基地局への回線接続要求が送信された場合、全基地局には、受信電波電界の強弱を、予め複数の電界強度レベル範囲に分割、設定されている区分のいずれに該当するかを判断し、それらの区分と対応する応答遅延時間の指定に基づき、対応する遅延時間後に移動局へ応答送信する応答送信制御機能により、受信電界が強い場合の移動局への応答送信を、受信電界が弱い場合のそれよりも早く行うので受信電波電界の強い基地局と移動局との無線回線が接続される。
請求項(抜粋):
ホストコンピュータ、複数配置された基地局、複数の移動局および移動局に情報を送信する移動局側コンピュータとを備え、特定小電力無線方式を使用した無線データ伝送システムの応答時間遅延接続装置において、複数配置された全ての基地局には、移動局側コンピュータの指令により複数の基地局への回線接続要求が送信された場合、受信電波電界の強弱が予め複数の電界強度レベル範囲に分割、設定されている区分のいずれに該当するかを判断し、設定されている区分と対応する応答遅延時間の指定に基づき、前記判断した区分に対応する遅延時間後に移動局へ応答送信する応答送信制御機能が組み込まれており、前記移動局からの回線接続要求電波を受信した複数の基地局は、前記応答送信制御機能により、受信電界が強い場合の移動局への応答送信を、受信電界が弱い場合の移動局への応答送信よりも時間的に早く行うことにより、受信電波電界の強い基地局と移動局との無線回線が接続されることを特徴とする、電界強度による応答時間遅延接続装置。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04B 7/26 109 A ,  H04L 11/00 310 B
Fターム (18件):
5K033AA02 ,  5K033AA07 ,  5K033CA17 ,  5K033CB01 ,  5K033CB17 ,  5K033DA02 ,  5K033DA19 ,  5K033DB18 ,  5K067DD24 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067GG01 ,  5K067GG12 ,  5K067HH11 ,  5K067HH21 ,  5K067JJ11
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-244832
  • 特開昭60-094545
  • 特開昭57-152242
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