特許
J-GLOBAL ID:200903041967144324

内燃機関用失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126986
公開番号(公開出願番号):特開平6-336948
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 一気筒または複数気筒の連続失火を検出すること。【構成】 ECU9は各気筒の爆発行程における所定回転角度間の回転に要した期間を算出する。そして、爆発行程が連続する2つの気筒間の算出値の偏差を求めることにより第1の変動量を設定する。さらに、今回の第1の変動量と360°CA前の第1の変動量との偏差を求めることにより第2の変動量を設定する。そして、この第1の変動量と第2の変動量とに基づいて内燃機関の失火を検出する。またECU9は、失火状態を検出してから、前記第1の変動量と前記第2の変動量とに基づいて、エンジンの失火状態から正常燃焼状態への復帰を検出する。そして、失火状態を検出してから、エンジンが正常燃焼状態に復帰したことを検出するまでの間は連続失火と判定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に応じて所定の回転角度毎に回転信号を出力する回転信号出力手段と、前記回転信号出力手段の出力信号に基づき各気筒の爆発行程における所定回転角度間の回転に要した期間を計測することにより定まる実測値を求める実測値演算手段と、前記実測値演算手段の演算結果に基づいて、前記爆発行程が連続する2つの気筒間の実測値の偏差を求めることにより第1の変動量を演算する第1の変動量演算手段と、前記回転信号出力手段および前記実測値演算手段からの情報に基づいて、前記第1の変動量演算手段で演算された今回の前記第1の変動量と、前記内燃機関のクランク角で360度の整数倍回転前に演算された前記第1の変動量との偏差を求めることにより第2の変動量を演算する第2の変動量演算手段と、前記第1の変動量と前記第2の変動量とに基づいて前記内燃機関の失火を検出する失火検出手段と、前記失火検出手段により失火状態を検出してから、前記第1の変動量と前記第2の変動量とに基づいて、前記内燃機関の失火状態から正常燃焼状態への復帰を検出する正常復帰検出手段と、前記失火検出手段により失火状態を検出してから、前記正常復帰検出手段により前記内燃機関が正常燃焼状態に復帰したことを検出するまでの間は連続失火と判定する連続失火検出手段とを備えることを特徴とする内燃機関用失火検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02B 77/08 ,  F02P 17/00 ,  G01M 15/00

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