特許
J-GLOBAL ID:200903041968343878

車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209290
公開番号(公開出願番号):特開平5-208620
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、4輪駆動車等における左右輪への駆動力配分に用いて好適の車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造に関し、左右両方のトルク伝達機構が同時に係合することなく且つ故障時に左右いずれのトルク伝達機構もロックしないようにすることを目的とする。【構成】 駆動力伝達制御機構を、左右輪用の油圧式トルク伝達機構と、油圧回路とから構成して、上記油圧回路を、油圧調整弁74と、左右の各油圧式クラッチ機構に付設された油圧入力部20Dと、油圧調整弁74から各油圧入力部20Dへ至る油路に介装された切替弁110とから構成し、上記切替弁110を、油圧を左右の油圧入力部20Dのいずれか一方へ供給する2つの開通モードといずれの油圧入力部20Dへも供給しない閉鎖モードとのいずれかのモードをとる3モード切替弁で構成し、中立時に上記閉鎖モードをとるように設定する。
請求項(抜粋):
左右の各車輪と一体回転する一対の車軸と、これらの車軸の間に介設された駆動力伝達制御機構とをそなえた車両用左右駆動力配分装置において、上記駆動力伝達制御機構が、左輪側へ又は左輪側から駆動力を移動するための左輪制御用油圧式トルク伝達機構と、右輪側へ又は右輪側から駆動力を移動するための右輪制御用油圧式トルク伝達機構と、これらの油圧式トルク伝達機構を駆動する油圧回路とをそなえ、上記油圧回路が、油圧源からの油圧を所要の圧力で出力する油圧調整弁と、上記の左右の各油圧式クラッチ機構に付設された油圧入力部と、上記油圧調整弁から上記の各油圧入力部へ至る油路に介装された切替弁とから構成されて、上記切替弁が、上記油圧調整弁からの所要の油圧を上記の各油圧入力部の一方へ供給する開通モードと上記の各油圧入力部の他方へ供給する開通モードといずれの油圧入力部へも供給しない閉鎖モードとの3つのモードの何れかをとる3モード切替弁で構成されるとともに、上記切替弁が、該切替弁に駆動力を加えない中立時に上記閉鎖モードをとるように設定されていることを特徴とする、車両用左右駆動力配分装置の油圧回路構造。
IPC (4件):
B60K 23/04 ,  B60K 17/20 ,  B60K 17/348 ,  F16H 1/445

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