特許
J-GLOBAL ID:200903041969323293
光ディスク用の信号再生回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071272
公開番号(公開出願番号):特開平9-237459
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 光ディスクの傷等による入力信号のドロップアウトと、フィンガープリント等による入力信号のレベル低下のいずれに対しても適切なスライスレベルにてデジタル変換処理を行うこと。【解決手段】 チャージポンプ部12、コンデンサC2及び抵抗R1の時定数を小さく設定して、フィンガープリント等による入力アナログRF信号のレベル低下に迅速にスライスレベルを追従させる。入力アナログRF信号のドロップアウトは、エンベロープ信号と基準レベルとの比較により検出し、ドロップアウト直前のレベルにスライスレベルをホールドする。さらに、予測器30が次のトラックのドロップアウト発生を予測し、予測フレーム期間の最初よりスライスレベルを直前のレベルにホールドする。予測フレーム期間内にドロップアウトが発生しなければ、予測動作をリセットする。
請求項(抜粋):
光ディスクより読み出したアナログ信号をスライスレベルに基づいてデジタル信号に変換するデジタル変換手段と、前記変換されたデジタル信号の信号レベルに基づいて前記スライスレベルを調節するスライスレベル調節手段と、前記アナログ信号のエンベロープ信号が基準レベル以下となると異常検出信号を発生する異常検出手段と、前記異常検出信号の発生に基づいて、前期異常検出信号が発生したトラックの隣接トラックにおける異常発生を予測し、予測した異常発生前に制御信号を発生する予測手段と、前記異常検出信号及び前記制御信号に応じて前記スライスレベルをホールドするホールド手段と、を有することを特徴とする光ディスク用の信号再生回路。
前のページに戻る