特許
J-GLOBAL ID:200903041975704118

紙葉類供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037360
公開番号(公開出願番号):特開平10-231035
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】従来の紙葉類の供給装置では、紙葉類の長さが短い場合には間隔補正動作が完了せずに間隔補正が正しく行われない場合や、間隔補正手段のプーリ部分でプーリの摩擦係数の低下などにより、プーリがスリップして正しく紙葉類が搬送されない、という問題があった。【解決手段】間隔補正のための速度制御を最短の紙葉類の長さ以内に完了させるよう制御するとともに、間隔補正手段のプーリを両側駆動とし、かつ周囲にベルトを巻き回すことにより、搬送力を増加することができる。【効果】間隔補正が確実に行われるとともに、書状の搬送力が増加するので、書状のスリップを防止して信頼性を向上するとともに、長寿命化を計ることができる。
請求項(抜粋):
紙葉類の供給手段と、前記紙葉類を1枚ずつ吸着して搬送する分離ベルトと、前記紙葉類のうち2枚目以降の紙葉類が連れ出されて搬送されるのを防止する摩擦部材と、前記一枚ずつに分離された紙葉類を搬送する下流側搬送路と、分離ベルトと前記下流側搬送路の間にある速度制御可能な一対の噛み込みローラと、前記分離ベルトと噛み込みローラに間に設けられ、紙葉類の通過を検知する1つ以上の通過検出手段と、噛み込みローラ近傍に設けられ、前記紙葉類の間隔を検出する少なくとも一つの間隔検知手段と、噛み込みローラの速度制御を行って前記紙葉類の間隔を制御する間隔制御手段とを備え、前記間隔検知手段が前記紙葉類の先端を検出した場合に前記吸着ベルトを停止し、前記間隔検知手段あるいは前記通過検知手段のいずれか一方が紙葉類を検出しなくなった場合に前記分離ベルトの駆動を開始し、前記噛み込み検知手段が前記紙葉類同士の間隔を測定し、前記測定された紙葉類の間隔が予め設定した値より小なる場合には噛み込みローラの速度を一時的に低減し、前記紙葉類の後端が前記噛み込みローラから離脱する以前に噛み込みローラの速度を下流搬送路の速度と略同一になるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする紙葉類供給装置。
IPC (2件):
B65H 3/06 350 ,  B65H 5/06
FI (2件):
B65H 3/06 350 A ,  B65H 5/06 J

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