特許
J-GLOBAL ID:200903041983915446

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313730
公開番号(公開出願番号):特開平9-132927
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 ブームを自重落下させる時に、方向切換弁を中立位置に制御しブーム主ポンプの消費馬力を低減する油圧ショベルの油圧回路を提供する。【解決手段】 方向切換弁15とブーム用油圧シリンダ32とを接続するボトム側管路15aでボトム圧を検知する検知手段19と、ボトム側管路15aと接続する制御弁41と、操作手段10と方向切換弁15の操作部15bとの間で接続するパイロット用電磁弁42とを備え、操作手段10を下げ操作した時に、制御弁41は連通位置bとなり、ブームシリンダ32のボトム室aからの戻り油をタンクへドレーンし、かつブームシリンダ32のボトム室aの圧力を検知する検知手段19からの信号を受けて演算し、その演算結果に基づいて方向切換弁15を中立位置cにするためにパイロット用電磁弁42への指令信号の送信を停止する制御装置40を備えたものである。
請求項(抜粋):
車体より順次連結されるブーム、アームおよびバケットからなる作業機と、この作業機を駆動する各油圧シリンダと、エンジンにより駆動される主ポンプの吐出油量を制御するレギュレータと、この主ポンプの吐出油を各油圧シリンダへ給排する各方向切換弁と、パイロット油圧源から吐出されるパイロット圧を受けて各方向切換弁の切換え操作をする操作レバーと連動する操作手段とを備えた油圧ショベルの油圧回路において、前記方向切換弁(15)とブーム用油圧シリンダ(32)とを接続するボトム側管路(15a) でボトム圧を検知する検知手段(19)と、前記ボトム側管路(15a) と接続する制御弁(41)と、前記操作手段(10)と前記ブーム用方向切換弁(15)の操作部(15b) との間で接続するパイロット用電磁弁(42)とを備え、前記操作手段(10)を下げ操作した時に、前記制御弁(41)は連通位置(b) となり前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム室(a) からの戻り油をタンクへドレーンし、かつ、前記ブーム用油圧シリンダ(32)のボトム室(a) の圧力を検知する検知手段(19)からの信号を受けて演算し、そのボトム室(a) の圧力が所定圧力となった時に、前記ブーム用方向切換弁(15)を中立位置(c) にするためにパイロット用電磁弁(42)への指令信号の送信を停止する制御装置(40)を備えたことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/02
FI (3件):
E02F 9/22 E ,  F15B 11/00 E ,  F15B 11/02 A

前のページに戻る