特許
J-GLOBAL ID:200903041984071110

検診器具および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533463
公開番号(公開出願番号):特表平10-511774
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】液体サンプル中の被分析物の存在を検出するための改良されたテストセルを提供する。本発明器具は液体サンプルの入り口を形成する細長いケーシング(10)と、貯蔵部と、テスト部と、テスト部のケーシングを貫通した窓(16)とを備える。セル内にはサンプル吸収洗剤と、新規な2相性基質と、貯蔵材とが配置され、これらはケーシング内でサンプル入り口からテスト部を経て貯蔵部まで延びる流路に沿って水溶液を移送する。本発明は上記の器具と方法を実施するための2相性色層分析素材を用いて液体サンプル中の被分析物の存在を検出する方法を含む。リリース媒体は例えば吸収紙であり、例えば金属ゾルのバンドと、それぞれ被分析物の第1及び第2のエピトープに結合する例えば抗体ビオチンのバンドを保持する。捕捉サイトは例えばニトロセルロースまたはナイロンである。固定された捕捉成分は例えばストレプタビディンを保持する。コントロールサイトが有る場合もある。リリース媒体および捕捉サイトは色層分析基質を形成するために重複して結合される。
請求項(抜粋):
下記a〜cで構成される、液体サンプル中に結合ペアの一方を有する被分析物の存在を決定する方法:a.リリース媒体を含み、リリース媒体が2相性色層分析基質の末端の近くに位置し、リリース媒体の下流に位置した捕捉媒体と液体連通し、前記リリース媒体と捕捉媒体が一緒になって単一の液体通路を形成し、 当該リリース媒体が、 (i) 検出可能なマーカによって標識化された被分析物の第エピトープと反応する結合部材からなる結合体と、 (ii)結合メンバ、被分析物および捕捉可能な成分の複合体を形成するための被分析物の第2のエピトープと反応する捕捉可能な成分とが配置して、 捕捉材料上に、前記の複合体を捕捉するための捕捉サイトを配置し、この捕捉サイトはその上に吸着によって捕捉可能な 成分と親和力を持つ捕捉成分を固定する、 2相性色層分析基質を用意し、b.液流サンプルが液体通路に沿って先端まで吸収によって移動して前記の複合体を形成するように結合部材と捕捉可能な成分および被分析物との反応が順次起り、次いで複合体と固定された捕捉成分とが反応するように、先端に近い方の端部を液体サンプルと接触させ、c.捕捉サイトで検出可能なマーカの存在を観察することによって被分析物の存在を決定する。
IPC (4件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/52 ,  G01N 33/53
FI (4件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/50 J ,  G01N 33/52 A ,  G01N 33/53 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平5-506095

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